51話
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・・!?」
「何・・・これ?」
「ドラゴンが・・・人間に」
その光景に皆がくぎ付けられてる中で煙草を持っているジルが来る。
「よくある話だろ?、『化け物の正体は人間でした』・・・なーんて」
それにアンジュは息を飲み、再びドラゴンを見る。そして今までの事を思い出す。自分がドラゴンを殺し・・・そして倒していく光景に。
っとアンジュは思わず口を抑え、刹那の腕を掴み、地面に向けて嘔吐する。
「う!うえぇぇぇぇ!?!」
「!!?、アンジュ!!」
「アンジュリーゼ様!!」
ヤマトとモモカが心配する中でアンジュの頭の中は混乱していた。
「私・・・人間を殺していた・・・?、この手で?ねえ!刹那、私・・・私・・・!!?」
アンジュはヤマトの腕を掴みながら何度も問う。
「ヤマト!」
ISをまとった簪やシャルロット達が向かってきた。
「くるな!」
ヤマトはこの光景をみんなに見せまいと追い返そうとする。だが、すでに遅かった……
「ねえ、ヤマト……そこでなに焼いてるの?人?」
「ッ………………」
ハイパーセンサーがあればみんなの位置から穴の中まで見えていた。
「答えてくださいまし!一夏さん!ヤマトさん!」
「そうよ!私達には知る権利はあるわ!」
ヤマトは舌打ちした、これをどう説明すればいいのか悩んでいた。
「後でしっかり説明する……だから今は戻ってくれ……」
ヤマトはこういうしかなかった……自分でもこの状況を整理できていなかったからだ
「わかった。みな戻ろう。」
「ええ」
「うん、そうだね」
「うん………」
副隊長のラウラはみんなをまとめて基地内に戻っていた
「貴様!どうしてはなさなかった!」
「話してどうする?それに気に入ってたんだろ?ドラゴンを殺して金を稼ぐ、そんな暮らしが」
アンジュはジルを睨みながら怒鳴る。
「くたばれクソ女!!!もうヴィルキスには乗らない!!ドラゴンも殺さない!!!、『リベルタス』なんてくそくらいよ!!!」
その事にサリアはアンジュが知らないリベルタスを知っている事に思わず反応する。
「『神様』に買い殺されたままで良いなら、そうすればいい」
そう言い残してジルは去って行き、一夏はアンジュの肩に手を置く。
ヤマトはこのときこう思った『アルゼナルを離脱するのはまもなくだろう』と。
続く
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