フェアリーテイルの魔導士
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もういよいよ・・・」
「危ない感じ・・・?」
ナツさんドラゴノイドのあまりの壊れ具合に俺とハッピーとルーシィさんが心配する。すると
「聞こえるか!?ナツ!!」
ナツさんを呼ぶ声がする。あの声はグレイさんか?
『グレイ!!』
「手も足も出ねぇのか!?情けねぇ・・・この口先だけのつり目やろうが!!」
グレイさんはナツさんに向かって叫ぶ。そんな悪口言ったらまずい予感がするんですけど・・・
「デカイ図体に溶け込んで、いつまで1人漫才やってやがる!!」
『なんだとこらぁ!!』
「どうしたんだよ、ひどいよグレイ!!あ!!」
案の定ナツさんは怒ってしまう。ハッピーもグレイさんに怒るが、すぐに何かに気づく。なんだろ?
「てめぇが交わした約束を忘れやがって!それでも妖精の尻尾の魔導士か!!そんなドラゴンもどき、とっととぶち壊せ!!」
グレイさんがそういうとドラゴノイドは汗を流している。するとルーシィさんも何かに気づいたような声を出す。
『ハイハイ。それが狙いだったのグレイ・フルバスター。でももう手遅れって訳、なぜなら火竜くんはもうすでに、魔力と共にその意識もほとんど吸収されてるんだから』
『壊せんならとっくにやってんだよ!!』
『あんなタレ目やろうぶっ潰してやんよ!!』
「オイラナツを見損なったよ!!」
『何ー!?』
グレイさんに続いてハッピーもナツさんを挑発する。一体どうしたんだ!?
「だってそうじゃないか!!今までどんなピンチでもぶち破ってきたじゃないか!!俺ごと壊せなんて聞きたくないよ!!」
「そうよ!!みんなが、妖精の尻尾のみんながあんたを必要としてる!!だから必死で頑張ってるのに、仲間の思いに応えないナツなんてナツじゃないよ!!」
『な・・・ルーシィてめぇ・・・』
『ひっでぇな!』
『踏み潰すぞこら!!』
ルーシィさんもナツさんに言う。ナツさんもかなり怒ってしまっているようだ。
「皆の言う通りだ。手もなく囚われたまま、お前は簡単にあきらめた」
『俺がいつ諦めた!?いや、諦めろ!!じゃねぇっつうの!!』
今度はエルザさんも言う。何かこれに狙いがあるのかな?
「俺ごと壊せと言ったな?それが諦めだと言っている!そしてそれは、弱音以外のなにものでもない!!ならば願い通り、その巨体ごと葬り去ってくれる!!」
エルザさん言い過ぎなような気が・・・
「妙なことになってきたね」
「おいおい・・・ナツの魂がほとんどドラゴノイドと同化してんぞ!!」
カナさんも何か変だと思い、ビックスローさんは慌てたように言う。ほとんど同化ってヤバイじゃないですか!?
『うおおおおおお!!やっ
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