暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
フェアリーテイルの魔導士
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もういよいよ・・・」
「危ない感じ・・・?」

ナツさんドラゴノイドのあまりの壊れ具合に俺とハッピーとルーシィさんが心配する。すると

「聞こえるか!?ナツ!!」

ナツさんを呼ぶ声がする。あの声はグレイさんか?

『グレイ!!』
「手も足も出ねぇのか!?情けねぇ・・・この口先だけのつり目やろうが!!」

グレイさんはナツさんに向かって叫ぶ。そんな悪口言ったらまずい予感がするんですけど・・・

「デカイ図体に溶け込んで、いつまで1人漫才やってやがる!!」
『なんだとこらぁ!!』
「どうしたんだよ、ひどいよグレイ!!あ!!」

案の定ナツさんは怒ってしまう。ハッピーもグレイさんに怒るが、すぐに何かに気づく。なんだろ?

「てめぇが交わした約束を忘れやがって!それでも妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士か!!そんなドラゴンもどき、とっととぶち壊せ!!」

グレイさんがそういうとドラゴノイドは汗を流している。するとルーシィさんも何かに気づいたような声を出す。

『ハイハイ。それが狙いだったのグレイ・フルバスター。でももう手遅れって訳、なぜなら火竜(サラマンダー)くんはもうすでに、魔力と共にその意識もほとんど吸収されてるんだから』
『壊せんならとっくにやってんだよ!!』
『あんなタレ目やろうぶっ潰してやんよ!!』
「オイラナツを見損なったよ!!」
『何ー!?』

グレイさんに続いてハッピーもナツさんを挑発する。一体どうしたんだ!?

「だってそうじゃないか!!今までどんなピンチでもぶち破ってきたじゃないか!!俺ごと壊せなんて聞きたくないよ!!」
「そうよ!!みんなが、妖精の尻尾(フェアリーテイル)のみんながあんたを必要としてる!!だから必死で頑張ってるのに、仲間の思いに応えないナツなんてナツじゃないよ!!」
『な・・・ルーシィてめぇ・・・』
『ひっでぇな!』
『踏み潰すぞこら!!』

ルーシィさんもナツさんに言う。ナツさんもかなり怒ってしまっているようだ。

「皆の言う通りだ。手もなく囚われたまま、お前は簡単にあきらめた」
『俺がいつ諦めた!?いや、諦めろ!!じゃねぇっつうの!!』

今度はエルザさんも言う。何かこれに狙いがあるのかな?

「俺ごと壊せと言ったな?それが諦めだと言っている!そしてそれは、弱音以外のなにものでもない!!ならば願い通り、その巨体ごと葬り去ってくれる!!」

エルザさん言い過ぎなような気が・・・

「妙なことになってきたね」
「おいおい・・・ナツの魂がほとんどドラゴノイドと同化してんぞ!!」

カナさんも何か変だと思い、ビックスローさんは慌てたように言う。ほとんど同化ってヤバイじゃないですか!?

『うおおおおおお!!やっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ