21話
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。一誠は倍加をしているが四季は一度も神器の力は使っていない。
「くっそ! オレに力を貸しやがれ、赤龍帝の籠手!!!」
《Boost!》
一誠の左腕に顕現している赤龍帝の籠手の甲の部分の宝玉が光を放ち、電子音がなり一誠の力が再度倍化される。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
「たあ」
「あじゃぱー!!!」
「「イッセー(さん)!?」」
四季の一撃で舞い上がる一誠と吹飛ばされた一誠に悲鳴を上げるリアスとアーシアの二人。
「いや、オレとお前の力の差って強化無しでも四倍以上だろ?」
そんなグレモリー勢を他所に、四季は地面とキスをする破目になった一誠に呆れたように呟く。
「ちくしょー。オレは悪魔に転生したのに何で其処まで差が有るんだよ……」
「はっ、オレはアウトレイジだ。悪魔程度に負けるか、神にでも転生してから自慢しろ」
『アウトレイジ/ヒューマノイド』と言うべき新参者のアウトレイジの四季だが、オラクリオンと言う『ゼロの人造神』や『神人類』と言った神の域に入った者達と戦ってきたアウトレイジなのだ。若葉マーク付きの転生悪魔に種族特性だけでも負けはしない。追記しておくと『ドラグナー/ヒューマノイド』が詩乃だろう。
「大丈夫ですか、イッセーさん!?」
「シキ、やり過ぎよ!」
「おーおー、随分と甘い事で」
アーシアの治療を受けながらヨロヨロとした様子で立ち上がる一誠。
「甘いって……あんな事はそう何度も」
「いや、お前の場合は確実に戦わなきゃいけない強敵が要るだろ?」
当然ながら、カツキングにカレーパンの恨みで一緒にボコられた白龍皇である。
もう一体の神さえも殺す力を秘めたドラゴン、アウトレイジとオラクルの関係にもにた……己の力を『無限』に限界まで倍加する赤龍帝ドライグと対になる相手の力を『零』に近付ける『白龍皇アルビオン』を宿した神器……一誠が当代の赤龍帝ならば必ず彼の前に現れる当代の白龍皇。
「誰だよ、それ?」
「知らなきゃ良い、その内勝手に知る事だ」
態々丁寧に説明する事ではない。そう言って一誠の疑問をはぐらかす。
「お前のそれは力に耐えられる防御までは与えてくれない……オレは始めて使っても、キングとクロスの神器モードのパワーには一撃だけなら耐えられるけど、お前の強化には限界がある」
一誠に背中を向けながら一瞥し、
「せめて十回は強化できないと、折角の神殺しの力が泣くぜ」
一誠にそう忠告しておく。……だが、四季にとって考えなければならないのは、別にある。一誠の白龍皇だけでなく、四季と詩乃にも戦わなければならない相手が居る……レイナーレに
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