友は屍を越えて
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は俺がやる。ウェンディたちはギルドに急いでくれ」
「わかった!!」
「気を付けてね」
俺はとかげの頭に鉄拳を入れ、その隙にウェンディたちは飛び去っていく。するととかげは一度魔方陣に消えると次に現れたのは俺くらいの大きさのとかげとそれを持っている翼の生えた小さなとかげ。なるほど・・・俺たちと同じ属性ってことか・・・でも・・・
「いやぁ・・・一回俺の属性ってのを相手にしてみたかったんだよなぁ」
「え?どういうこと?」
俺の発言にセシリーが疑問を持つ。まぁ普通に考えておかしいだろう。けど!
「見てればわかるよ!!水竜の咆哮!!」
俺がブレスを出すと相手も同じように水を口から出してくる。互いの攻撃はぶつかり合うが力が均衡しているのかすさまじい爆音と爆風を残し消滅する。
「うおおおお」
「ひゃあああ」
俺とセシリーはその風に少し押される。でも相手も押されてるし本当に俺と同レベルぐらいなんだな。
「互いの力が同じなら問題ないでしょ?水竜の鉄拳!!」
今度は俺ととかげの拳がぶつかり合うがなぜか俺の方が押し負けてしまう。
「「うわあああ」」
俺とセシリーは地面へと落ちていく。さっきよりもとかげの力が上がったのか?そんなのありなのかよ!!
俺とセシリーは地面に着地するととかげも地面に降りてくる。あれ?これって・・・
「セシリー・・・翼消してみて」
「え?うん。わかった〜」
セシリーが翼をしまうと小さなとかげも翼をしまう。なんだ・・・単に俺たちのものまねをしているだけなのか。
「まぁ・・・だからと言って対処法があるわけではないんだけど・・・」
さっきこいつは俺よりも威力のある鉄拳を繰り出した。となると俺の発言に能力よりも上を行っている可能性がある・・・純粋な力でぶつかり合ったら俺が負けるなぁ・・・
「だけど・・・作戦考える頭とか俺にはないし!!正面から行かせてもらうぜ!!水竜の翼撃!!」
俺ととかげの翼撃がぶつかる。しかしまたも相手の魔法が打ち勝ってしまう。俺はそれをよける。
「一回やれるかやってみよう。水竜の咆哮!!」
相手も咆哮をしてまた相手の咆哮が俺の咆哮に打ち勝ち、それが俺をめがけて飛んでくる。しかし俺はその水を吸い込む。
「な・・・なるほど〜!!同じ属性同士ならシリルはいくらでも飲めるからね!!」
「そういうこと!飲んだら力が湧いてきた!!水竜の鉤爪!!」
さっきよりも威力のある俺の魔法。とかげも同じように繰り出すがそれが今の俺の力に勝るはずがない!!
とかげは俺の蹴りで体が裂かれ消えてなくなる。
「よし!!」
「やったねシリル〜!!」
あのとかげの力が上げることができるなら俺が
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