暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
総攻撃開始
2学期の高校生活
第34話 目指せ!タヒチアンダンスマスター!明日を取り戻せ!!
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ーッ。」
 「あら、ラブちゃん。まだ、人参嫌いが治っていないね。」
 「よし、その嫌いな人参、詰めまっくてあげるよ。」
 「あら、私はピーマンよ。」
 ナナとレイカは、動じなかった。

 ラビリンス首都ピョンピョン内陸軍本部

 「ハクション、ウゲーーエ。」
 「くしゃみと吐き気が同時に起きてしまったわ。さては、あのアマ(ラブのこと)。」
 「どうかしましたか、イース様。」
 「いや、なんでもない。」
 「今日呼び出されたのは、メビウス様がプンプンカンカンらしいの。」
 「そうなの。」

 スーパー野菜コーナー

 「ラブちゃん、目一杯ピーマン詰めちゃって。レイカも目一杯人参詰めちゃって。」
 「ううーーーーっ、結べーーー。」
 「こっちも負けないわよ。」
 「バリン。ポトポトポトポト。コロコロ。」
 袋が破裂して、詰め込んだ野菜を全て落としてしまった。
 「キャーーッ。」
 「急いで拾い上げないと。」
 「仕方ないね、このお2人さん。」

 ラビリンス総統官邸謁見の間

 「バカモン。ここ最近の戦いぶりを見ていると、不幸のゲージがほとんど上がらないではないか。」
 「申し訳ございません。」
 「特に、ニューウェスター。何で、もっと早くジェフリー王子を捕まえないのか。」
 「そう言われても、あの宝石にあんな効果があるとは、思ってもいませんでした。」
 「それからノーサー。千香なる子とプリキュアとの対面を早まらせれば、あんな多くの幹部たちが涙ぐむことはなかったはずだ。」
 「まさか、あーなるとは思っていませんでした。」
 「全く、絶妙のタイミングだぞあれは。千香までプリキュアに就任したんだからな。あの小さな体でサウラーを体内から懲らしめてみせたのには驚きだ。」
 「申し訳ございません。」
 「まだあるぞ。亡命したウェスターだ。」
 「カツラの件ですね。」
 「そうだ。あの野郎、欠陥なナケワメーケを繰り出してクローバー国(現実世界の国名日本)の民皆を喜ばしやがって。一時はゲージ1まで急降下させやがって。」
 「だから死刑なんですね。」
 「そうだ。奴の繰り出した怪物はナケワメーケではない。『ワラッテヨロコーベ』じゃ。」
 「ハハハハハハハハハッ。」
 「何を笑っておる。」
 「本当に国家反逆罪だ。」
 「これら3つを『3大奇跡の幸せ』など言って、スウィーツ王国とプリキュア隊が喜んでおる。」
 「やはり、この3つの事態が不幸のゲージの上昇を遅らせているのですか。」
 「そうじゃ。以上、3つの事態で予定より30%程、満タンになるのを遅れておる。」
 「今回は、より効果を上げる提言をした上で女3幹部の3人に出動してもらう。まずは、頭を捻って案が浮かんだら、改めてここへ来るよう
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