総攻撃開始
2学期の高校生活
第34話 目指せ!タヒチアンダンスマスター!明日を取り戻せ!!
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板橋トラックターミナル
「さあ、行こうか。」
「0時15分出発ですからね。」
休憩所からホームへ向かったあのトラック乗務員2人は。
「あれっ。」
「トラックが見当たりません。」
「確かにここへ止めて、荷物を積んだはずなのに。」
「まさか。」
「盗まれたーーーーー。」
「警察へ通報するぞ。その後、高島平警察署へ行くぞ。」
「はい。」
桃園家ラブの部屋
「12時。何、もうお昼じゃん。うはあーーーっ、どうして、起こしてくれないじゃん。まだ夜、夜の12
(24)時。」
「う、うるさいなあー。どないしたんや、ピーチはん。」
「メールメール。」
「メール、見てって。」
「ラブは、リンクルンの緊急メールを見た。」
「うわぁ、何。地球が回っていない。こ、この怪物の仕業ね。」
すると
「スルスルスル。」
「お母さん。ラブ、皆来ているわよ。直ぐに着替えて居間へ来て。」
「はい。」
着替えを終えて
「ラブ、皆来ているぞ。」
「騒ぎにならぬよう全員来てもらったのよ。」
「皆、テレビを見てくれ、世界各国停止した時間を表示しているぞ。」
「ハワイオアフ島=朝5時。ママ、マリアさんところ早朝なんだ。」
「アンカレッジ=朝6時、ロサンゼルス=朝7時、ニューヨーク=朝10時。」
「昼のまんま時間が止まっているところもあるのね。」
「ああ、太陽が動かないことに気が付けば良いのだが。」
「ヨーロッパの時刻も掲載してあるわ。」
「ロンドン=15(午後3)時、パリ=16(午後4)時、ヘルシンキ=17(午後5)時、モスクワ=18
(午後6)時、ここからアジアよ。ニューデリー=20(午後8)時30分、北京=23(午後11)時。」
ヨーロッパは夕餉の時間ね。きっとここは、お祭り騒ぎよ。」
「もうこれ以上、太陽が来ない日々を放置するワケには行かないわ。」
「あゆみ、行くのか?」
「誰が対処するの。警察も自衛隊も動けないではないの。」
「警察は、暴走トラックを追走しているみたいだぞ。」
「なるほど。これで、混乱に輪をかけているのね。」
「お父さん、私たち全員行ってくるわ。犯人がどこにいるか分かっているから。」
「そんな情報どうやって。」
「今は秘密よ。さあ、行くわよ。」
「はい。」
女たち全員、桃園家を出た。
環八通り
クビナケ8号はこの通りに入り南下しております。
「ウーーーーーウーーーーー。」
「ピュピュピュピュピュピュピュ。」
「そこのトラック、そこのトラック。直ちに停止しなさい。」
「デコトラアーーーーート。」
「ボン。モクモクモクモク。」
「ウワアーーッ。視界が遮られ
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