幕間 〜幸せを探すツバサ〜
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ぞれの葉っぱに意味があったりもするらしく、希望や愛、信仰や――――」
説明されていく内に雛里の言わんとしていることが分かった。
自分達は三人。一つ足されて四人。まるで今の関係のよう。そして……彼が入ることで幸せが増えるのも、その通り。
詠と月の表情がぱあっと華開く。
「いいじゃない……作って貰う?」
「露店商さんに個別依頼しては如何でしょうか」
「うん、それいいかも……首飾りじゃなくて何か他のモノとか……カタチもそれとなく聞かないとダメだから……」
「じゃあどんなのにするかもこれから煮詰めましょ……秋斗が来たわ。いい? 内緒よ?」
「はいっ」
「うんっ」
彼の知らない所で少女達は画策する。
自分勝手をするのなら、それを返すだけだ、と。
彼女達はその時のことを思って、嬉しさでまた胸を彩らせたのであった。
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