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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
五話〜初任務
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「スバル、ティアナ、エリオ、キャロ、みんなもOKか?」
「「「「はい!」」」」
「よ〜し、いいお返事や。グリフィス君は隊舎での指揮。リインは現場管制。なのはちゃん、フェイトちゃんは現場指揮。こちらで士郎を先行させとくけど、なるべく急いでや」
「「「「はい!」」」」
「ほんなら……機動六課フォワード部隊、出動!」



side はやて



「シャッハ。はやてを送ってあげて。機動六課の隊舎まで最短で。それと、士郎さんの飛行許可を」
「了解しました。」
「聖堂の裏へ回って。そこでシャッハが待ってる。士郎さんはそこから直接現場の方へ」
「おおきにな」
「感謝する、騎士カリム」
「それじゃ、いってきます」


さあ、初任務や。しっかり立ち回らんとな。



side ランス



今俺たちは問題の現場へ向かっている。が………



(おい、エリオ。キャロの嬢ちゃん、かなり上がってんぞ)
(え?あ、ほんとですね)



これはあれだな。あいつが先行したらしいし、俺もひと暴れさせてもらうか。


「あぶないところがあったら、私やリイン曹長、フェイト隊長がフォローするから」
「ちょっといいか?」
「何?ランス君。」
「嬢ちゃんたちは今回こいつらのフォローに専念してくれ。」
「え!?それは……」
「ま、現場行きゃわかるさ」
「ほんとに大丈夫?」
「安心しろって。」


(しっかし、この事件には裏がありそうだ、一応今のうちにサービスしとくか)



そうして彼は空中に何か文字を書く。


「何してるんですか?」
「なんでもねえ、ただのおまじないさ。」

彼が行ったのは『探索』のルーン。効果はかけた相手の現在の状態を知ることが出来る、というもの。効果時間は1時間。それだけあれば十分だ、と彼は思っていたのだった。
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