8部分:第八章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
その腕を磨く時だけれど」
今度はイザベラが彼に問うのだった。
「やっぱり一人じゃないわよね」
「ああ、そうさ」
そしてディアルゴもはっきりと答えるのだった。
「二人だ」
「そうよね、やっぱりね」
イザベラもそれを聞いて納得した表情を見せてきた。
「二人であいつに向かうんだからね」
「これからいつも二人だな」
ディアルゴはまた言う。
「二人でな。腕を磨くか」
「冒険するにしろ何にしてもね。これからずっと二人なのね」
「それでな。二人であいつ捕まえるからな」
このことも決まったのだった。
「絶対にな」
「わかってるわよ。さて、これから村に帰るけれど」
「ああ。それで?」
「それまでもこれからも。いいわよね」
「わかってるって」
敗れはしたがそれでも意気はあった。彼等はまたシルバーヘッドに向かうことはもう決めていた。そうしてそのうえで今は自分達の村に帰るのだった。
コンビネーションハンター 完
2009・6・15
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ