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とある緋弾のソードアート・ライブ
第一〇話「PIS」
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いた。前に「上条当麻」とかいう少年の殺害依頼についても、あまり削板は好印象を持つことはできなかった。そういえばこの名前、あの、手から龍を出す少年の名前も「カミジョー」だったが、同一人物だったのだろうか。根性があった奴だったから、もしかしたらそうかもしれない。

 脳裏にそんなことを浮かべながら、メールを開いた削板が、携帯電話にメールを表示させ──

「?」

 そのメールは、件名に「全レベル5に対する警告と忠告」と書かれた、削板を含むレベル5全員にそれぞれ別の時間帯に送られたメールであった。







4,







「……で、あんたは俺達に何をさせたいんだ?」

 ヨーロッパ武偵連盟の重役と名乗る男──もっと言えば自分達に依頼してきた有りもしない製薬会社の専務からアリアに連絡が来たのはキンジたちが出掛ける前だったらしい。

 「大事な話だからまずは仲間をどこか別の場所にやってほしい」という自分達を騙した男の指示に、初めアリアは従う気はさらさら無かったようだ。半信半疑の半疑すら無かった。しかし、その男から出てきたある人物の名前を聞き、従うざるを得なくなったらしい。

 神崎かなえ。アリアの母であり、現在世界的犯罪組織イ・ウーの冤罪を被せられ服役中の女性である。高裁判決・懲役536年。彼女事実上の終身刑を言い渡されているのだ。

「この依頼に成功すれば、彼女の大幅な厳刑に成功するかもしれない」

 母親を救うために死に物狂いとなっているアリアには、それも見逃すことができない糸の1つだった。実際に相手がヨーロッパ武偵連盟の重役と裏付けも取れた安心感も作用して、アリアはその男を半信半疑程度には信じてみようと考え、何か起こればすぐに行動が起こせるように待機して会話に応じたらしい。だからキンジたちが襲われた際もすぐに行動することができたのだ。

『資料はFAXで送った。君たちにしてほしいの「学園都市の闇の解明」だよ』

 資料の一部見ながら、キンジはある一枚の写真を見る。

 そこに写っていたのは白髪で細身の少年の目の前に、人間の形を成していない、血だらけの少女の死体が転がっている姿だった。高校生とはいえ、武偵という死と隣り合わせることの多い彼らでも、さすがにその写真を見たときには吐き気を催した。

『そこに書いてある『置き去り』を使った人体実験、『絶対能力進化(レベル6シスト)』計画、交渉人(ネゴシエーター)を使ったDNAマップの詐取、エクステリア計画──それらを辿れば、全てが学園都市の上層部に辿り着く』
「じゃあ何?あんたはここに乗った「一方通行(アクセラレータ)」とか言う奴らを捕まえて、クローン一万人近くを殺した罪なんかをきっちり裁きたいとでも言うの?」

 『そ
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