ナツvsグレイ
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!」
そのままナツさんの体当たりはグレイさんの腹部へと激突し、二人はその勢いで壁をぶち破る。
「ナツが勝った!!」
「さすがは火竜ね」
「ナツくん強〜い!」
ハッピーはナツさんの勝利を喜びシャルルとセシリーはナツさんの強さに感心している
「そうね、さすが」
「?」
しかし仲間であるはずのグレイさんが負けたのになぜかダフネは笑っているように見える。一体どういうことだ?
「へへっ。どうだグレイ。俺の勝ちだぜ!」
ナツさんが横たわっているグレイさんに言う。しかしグレイさんはピクリとも動かない。
「おいおい・・・いつまで寝たフリしてんじゃ、うおっ!!」
ナツさんは倒れているグレイさんに駆け寄ると足元を凍らされてしまい動けなくなる
「足冷てぇ!!」
「だから・・・お前は甘いってんだよ」
「ハイハイハイ。ごくろうさんね」
いつのまにかナツさんの後ろに来ていたダフネが両手で魔方陣を作り出す。
「ヒドゥンダークネス!」
「なんだこりゃあ!!」
するとナツさんの足元に同じような魔方陣が現れ落ちてしまうナツさん。
「ナツー!!
「ナツさん!!」
俺たちはナツさんの落ちた穴の前に来てそれを覗き込む。しかしナツさんの姿は見当たらない
「あんた、最初からここにおびき寄せるつもりだったのね」
「まぁ、作戦勝ちってとこだな」
「くぅ・・・」
シャルルの言葉に得意気に答えるグレイさん。しかしこんな決着の付け方でこの人はいいのか?
「パワーじゃ負けたくせに偉そうにすんな!!」
「実際はナツくんが勝ってたじゃないか〜!!」
ハッピーとセシリーがそう言うとグレイさんは二人を掴み穴の上につれていく
「てめぇもここにぶちこむぞ!」
「やめてください!!」
「うおっ」
俺はグレイさんの足を払い、グレイさんが倒れたうちに二人を抱え込んで助ける。
「ありがとうシリル!」
「助かったよ〜!」
「てめぇ・・・」
グレイさんがこちらを睨んでくるけど今回は勘弁してほしいな・・・悪いのはあなたなんだから
「ハイハイ。ここでこれ以上のケンカはやめてちょうだい。せっかく火竜を捕らえたのに間違って余計なものが入ったら困るから」
「ちっ」
グレイさんは舌打ちすると俺に対しての殺気がなくなる。よかった。まともにやったら勝てないからな。
「これがあなたの目的だったんですか?」
「そう、これで私の研究が完成する」
「研究だと?」
「ああああああああああ」
ダフネの言葉に疑問を持ったところで突然穴から凄まじい雷の音とナツさんの悲鳴が聞こえてくる。
「ナツ!!」
「ナツさん!!」
ハッピ
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