暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico19-A子供の自然を得るがごとし
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手く出来たから「イェーイ!」リインとハイタッチを交わす。ダルマ浮きとクラゲ浮き、水平に浮く伏し浮きを反復練習して浮くことに慣れる。

「ルシル。今さらだが、息継ぎについても教えないといけないのではないか・・・?」

背面浮きまで修得したところでアインスがルシル君にそう言うた。すると「あー、そっか、そうだよな」頭を抱えるルシル君。ルシル君にしてはらしくないミス連発。こうゆうことには慣れてへんのやろうね。お世話になります〜。

「じゃあ息継ぎの練習だ。まずは水上で息を吸って止めて、立ったまま鼻まで浸かる。『そして鼻から空気を出す』これを繰り返す。で、慣れてきたら伏し浮き状態でやろう」

「「はいっ」」

今度は息継ぎ練習。わたしはアインスに体を支えられて練習する。立ちしゃがみの息継ぎの後は、横に浮いての息継ぎ練習。わたしはアインスに、リインはルシル君にお腹を持ってもろて支えてもらいながら息継ぎする。
それからリインだけ歩きながらの息継ぎもマスター。腰が下がって顔が海中に沈むときに鼻から息を出して、次の一歩の途中で頭が上がった時に口から息を吐く、ってゆう風に。その後は、それぞれのパートナーの手を握ってのバタ足練習や。

「膝、足首、爪先の順番で蹴り降ろすのを意識するんだ」

何度か下半身が沈んで失敗続きやったけど、10分と繰り返すとちゃんと出来るようになった。次は浮き輪をヘルパー代わりに使って単独水泳。そんで最後に自分の身1つで泳ぐ練習や。
1時間ちょう使っての練習で、「見てくださーい! リイン、泳げるようになったですぅー!」ってリインが砂浜で休憩中なわたしやアインス、そんでシグナム達に上達した泳ぎっぷりを披露した。

†††Sideはやて⇒リイン†††

ルシル君から泳ぎの方法を教わってみんなにリインの泳ぎを披露しましたです。はやてちゃんも浮き輪アリならひとりでも泳げるようになったですよ。いつかはみんなで泳いでみたいですね。そして今はみんな揃ってシートやビーチチェアでのんびりジュースを飲んで休憩中です。

「次はどうする?」

アリサさんがみなさんに訊くと「う〜ん・・・」すぐには答えが出なかったです。と、「ダイビングでもするか?」ルシル君が提案しました。それに対して「シュノーケルも、タンクやフィンとか、必要な器材とか何も無いけど・・・」すずかさんが困ったような顔をするです。

「問題ないよ。その身1つで出来るからさ」

ルシル君が笑顔でそう答えると、すずかさん達が「どうやって?」と小首を傾げたです。

「あ、そうか。お前、オーディンと同じ魔法が使えんだもんな!」

「水中戦で使ったという魔力コーティングであれば、水中でも陸上のような動きが出来るという魔法だな」

ヴィータちゃんとアインスがそう言
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