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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico19-A子供の自然を得るがごとし
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が付いた所為か腕の太さが・・・orz
「――リインも頭まで潜るのは出来ている。じゃあ、まずは浮くことから始めよう。ダルマ浮きというのがあって・・・」
ルシル君が息を吸って止めて、上半身を前に倒して顔を海面に付けて、両足を浮かせてうつぶせ状態になった。さらに『自分のお腹を見るようにして・・・と』両膝を抱えて蹲った。すると背中が海面に少し出た状態でプカッと浮いた。5秒くらいそのままで居ると『慣れてきたら、手足をダラけさせるクラゲ浮きになってみよう』って四肢をダラけさせて浮かぶポーズになった。
「ぷはっ。ま、大体こんなところだろう。これは、人は浮く生き物だ、ということをちゃんと証明する方法だ。さ、俺とアインスがちゃんと付いているから安心してやってみてくれ」
とゆうわけで、ルシル君に言われた通りにダルマ浮きってゆうのをやってみる。わたしは去年、ルシル君やフェンリルさんと一緒にプールに行ったから浮くことくらいは出来る。ダルマ浮きは初挑戦やけど、なんとか出来た。リインはどうやろ、って思うて海中で目を開けて見ると、「ごぼがぼっ!?」ジタバタと暴れて・・・溺れてた。
「(リイン!!)っ、ごぼごぼっ!?」
自力で立つことも出来んクセにリインを助けようと上半身を起こしたわたしも溺れた。アインスとルシル君に助けられたわたしとリインは一度砂浜に上がる。
「び、ビックリしたです〜」
「ホンマやよ。リインが溺れてて心臓止まるかと思うたわ」
「ごめんな、リイン、はやても。一応、すぐに助けられる位置に居たけど、俺よりはやてが先に動く結果になって2人が溺れることになってしまった」
わたしが助けようとせんでもルシル君がリインを助けるはずやった。それをわたしがやろうとして結局溺れて、アインスにも迷惑を掛けることに。あぅ、ちょう自己嫌悪や。しょんぼりしてると、「なんでヘコむんだよ。その行動の速さは家族を思うが故だろ」ルシル君がむに〜とわたしの両頬を引っ張った。
「そうですよ、主はやて」
「ルシル君の言う通りですぅ♪」
アインスはわたしの頭を撫でてくれて、リインがわたしの手を取って抱いてくれた。ルシル君の手が離れてちょう熱くなってる頬を擦りながら「うん、おおきにな」溢れる嬉し涙を拭わんと笑顔を作る。
「よし。それじゃ再開だ。リイン、さっき溺れた原因なんだが・・・」
「はいです。息をするために立とうとしたですが上手に出来なくて・・・」
「あっ・・・! あー、しまった、そうだよな、立つ方法を教えてなかった。ごめん!」
改めてルシル君がダルマ浮きして、「『顔を上げてお尻を下げる。で、足をついて両腕を下げる』」ふぅ、こんなところか」って思念通話で伝えながら見せてくれた。わたしとリインもやってみると、今度は上
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