第百四十九話 堕天使と堕ちた希望
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さいうるさい!!お前なんかに何が分かるんだ!!何も知らないくせに偉そうに言うな!!」
大輔『何も知らないな。お前が悲劇の主人公ぶって何も言わないからお前のことはさっぱり。まあ、知りたくもねえし』
しれっと切り捨てる大輔。
ルカ「…大体、1人だけパートナーを進化させることが出来なかったのが不思議ですね。僕達は最終的には奴との最終決戦前に進化出来ましたし」
アリシア「どうせ、パートナーのことも信じないで、自分のことばかり考えてたからじゃない?」
アリサ「じゃあ、パタモンが死んだのあんたの自業自得じゃない」
容赦のない言葉を叩きつける。
実際にアリシアとスバル、ギンガティアナ、ルカは当時のタケルより年下だったのに戦い抜いた経歴があるためにそう思うのかもしれない。
辛辣な言葉を叩きつけられたタケルは我慢出来なくなり、叫んだ。
タケル「うるさいうるさいうるさいうるさい!!僕は闇を許さない!!闇は敵だ!!全て敵だ!!闇なんかいなくなればいいんだ!!」
タケルのデジヴァイスからどす黒いエネルギーが溢れ出し、セラフィモンを包み込んだ。
セラフィモン[ウ…オオオオオオオオオオオオ!!]
どす黒いエネルギーが消えた場所には蒼い甲冑を纏った金翼の天使はいなかった。
なのは「あれは!!?」
予想外の出来事に流石のなのはも目を見開いた。
緑と白を基調とした甲冑を身に纏い、漆黒の悪魔の翼を生やしたデジモン…。
ブイモン[ブラックセラフィモンか?いや、違う…]
クロアグモン[奴の闇への憎悪によって暗黒進化したか。]
ストラビモン[皮肉だな。闇を憎んでいた奴が、闇への憎悪で闇の化身へと進化させることになるとは]
冷めた表情で呆然となりながらブラックセラフィモンを見つめているタケルを見遣るストラビモン。
ブイモン[仕方ない…ダスクモン、チェンジだ]
チビモン[お兄ちゃん?]
突然前に出たブイモンに首を傾げるチビモン。
ブイモン[ああなったらもう手遅れだ。完全に消滅する前に倒してデジタマにするしか救う方法がない。大輔、頼む]
大輔「ああ」
大輔がブイモンにデジヴァイスを向ける。
ブイモン[ブイモンワープ進化!マグナモン!!]
マグナモンにワープ進化するとブラックセラフィモンと対峙する。
暗黒進化の負荷により、ブラックセラフィモンのデータが崩壊しようとしている。
このままでは転生プログラムさえ崩壊し、デジタマに転生出来なくなる。
それを止めるためにマグナモンはブラックセラフィモンに戦いを挑むのだった。
楽屋裏
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