70日目 ゆういちはよびかけられた
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は、シグナム達が悪い訳でもなく、ましてや八神はやてが悪い訳ではない。
寧ろ、魔力吸収させないと逆にヤバい状況だったな。
???≪ 助けて ≫
ん? なんだ? 誰だ?
???≪ もうこれ以上 私の力だけで抑えられない 誰か助けて下さい ≫
本から何か声が聞こえる。
ヴィータ「どうしたんだよ?」
シグナム「何かわかったのか?」
わかったと言えばわかってる事もあるが、この声の正体がこの本なら、本から詳細が聞ければかなり事態進展すんじゃね?と思い、今はシグナム達スルーし、
悠一≪ 助けてって 君は誰で どうしたんだ? ≫
???≪ 私は夜天の書 歴代の主に利己的な改竄を繰り返されて 今の主がその代償に苦しめられています 主は何もしてないのに・・・ 私の声が届くアナタ どうか主を救って下さい このままでは主が死んでしまいます ≫
悠一≪ それはシグナム達から聞いてる 具体的にどうすればいい? ≫
夜天≪ 私の中にいる悪魔を抑えるのに 尋常ではない魔力が必要です ヴォルケンリッターの騎士達が蒐集した魔力では 私は近々暴走してしまうかもしれません なので 私を今すぐ破壊して下さい これ以上 主の枷を重くしたくはないのです ≫
何この本。
本なのに良い子じゃないか?
シグナム達が言ってた事は嘘ではなかったけど、それよりも状況が悪すぎるだろ。
たちまちさ、
悠一≪ 破壊すると シグナム達まで消えてしまうよね? ≫
夜天≪ はい ヴォルケンリッターには悪いですが やも得ないです ≫
悠一≪ じゃあ 取りあえずさ 魔力が補えればいいんでしょ? ≫
夜天≪ それには 尋常じゃ無い程の魔力が必要と申したはずです 今からでは到底無理です ≫
ふむ、確かにちまちま吸収させても埒があかんだろうけど、応急処置でもしてみるかと思い立ち、魔力を一気に半解放させると、ここにいる皆は何事かと驚き、シグナム達は武器を構えだすが、お構いなしに【マホアゲル】で本に魔力を補充してみる。
シグナム「貴様! 闇の書に何をした!?」
ヴィータ「やっぱ なんかやりやがったな!!」
アリサ「アンタ 何してんのよ!?」
抗議はさて置き、
悠一≪ どうだ? 一時しのぎでもまだ足りないか? ≫
夜天≪ いえ・・・ 十分過ぎる量です これなら主の負担を大分軽減出来ます ≫
悠一≪ そうか では シグナムと話すから 何か補足があれば教えてくれ ≫
夜天≪ はい 感謝します 魔神様 ≫
なんかおかしな呼び名で感謝されたが、気にせんとこう。
シグナム「答えろ! 何をしたと聞いているのだ!?」
悠一「夜天
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