4部分:第四章
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の生き物の耳を指し示しての言葉だ。
「これが何よりの証拠よ」
「垂れ耳の猫なんているの?」
「スコティッシュフォールドよ」
「何それ」
それは牧男が全く知らない名前の猫であった。名前を聞いても目を丸くさせている。
「聞いたことないけれど」
「あれっ、知らないの?」
「うん、何それ」
その丸くさせた目で江美に尋ねるのだった。
「その猫って。何なの?」
「だから。垂れ耳の猫なのよ」
江美の説明はかなりわかりにくいものである。しかしそれでもそれは子供らしいものではあった。
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