新四天王の作戦
2学期の高校生活
第33話 美希とミユキのこわいもの!
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蒼乃家 美希の部屋
「フンフフフンフーーーン。ウフフフフッ、あたし完璧。」
すると、美希のリンクルンに着信が入った。
「もしもし。おはよう、ブッキー。.....ん。」
「おはよう、美希ちゃん。」
「どうしたの。」
「朝から病気やケガの動物たちがたくさん来て『手伝って欲しい。』って、頼まれちゃったの。」
「そうなんだ。それじゃあ、今日のお買い物は無理だね。」
「ごめんね。美希ちゃんがオーディション(ダンスではない。ファッション誌の専属モデルです。)で着る服、皆で選ぼうって約束だったのに。」
「平気平気。気にしないで。お手伝い頑張ってね。」
「ありがとう、美希ちゃん。」
「じゃあ、またね。」
通話を切った。すると、また着信が入った。
「もしもし、エッ、あゆみさん。」
「美希ちゃん、おはよう。ラブちゃん、ちょっと体調不良でお休みするね。」
「ラブ、大丈夫なの。」
「なーーに、少し休めば、快方へ向かうわよ。」
桃園家 ラブの部屋
「ううーーーん、ううーーーん。」
「ウフッ、フーーーン。」
「離してぇーーー、タルト。」
「離さへんでぇーー、あゆみオカンに言われてるねん。微熱でも熱は熱やで。」
「みんなとお買い物。」
「悪化せんよう、休まなけばあかんでぇーーー。」
「プリップウーーー。」
「ううーーーっ。あっ、うわぁーーーっ。」
ラブはベットで横にされてしまった。
「ミキタン、ごめん。今日は出られない。」
「スルスルスルッ。」
「ラブ。」
「今日はゆっくりお休みなさい。有事があった場合のことを考えパートは休むからね。」
「トホホ。」
通話に戻って
「分かりましたわ、あゆみおばさん。」
「じゃあ、よろしくね。」
十数分後、新高島平駅前ファミリー名店街
「ミユキさーーーん、おはようございます。」
「おはよう。」
「遅れてごめんさい。出掛けにブッキーとあゆみおばさんから電話があって、ブッキーは家のお手伝い。ラブは病で来れないそうです。」
「そう、仕方ないわね。」
「ところでミユキさん、ナナさんとレイカさんは。」
「あの2人、池袋駅前のダンス教室でレッスンを予約していて、日中来れないみたいよ。」
「そうですか。4人も来れないですか。」
「あたしたち2人だけね。ついでに、美希ちゃんを個人レッスンしようかしら。」
「エエーーーッ。今日はご勘弁願います。」
「冗談よ。その代わり、ショッピングを通じて社会勉強していただくわ。」
「ミユキさんと2人きりではねえ。」
「では、このまま新高島平駅へ向かおう。」
「その前に、カオルちゃんとこ
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