緋色の空
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・それはわかるだろ?」
「・・・うん・・・」
ウェンディはそっとうなずく。俺は日が明けてきて少し明るくなってきた空を見上げる
「でも・・・ジェラールはあの時俺たちを助けてくれた・・・それは絶対に変わらない。だからジェラールがどれだけ悪いことをしたとしても、ジェラールは俺たちの恩人だ」
「うん・・・」
ウェンディは自分の涙を拭う。
「私たちは・・・ジェラールの分まで頑張ろう。私たちが人を助ければ、それはジェラールが助けたのと一緒だもん・・・」
「うん・・・だから俺たちは・・・強く生きよう」
ウェンディはその後いっぱい泣いた。俺もウェンディを抱き締めながら静かに泣いた。大好きだったジェラールとのお別れ・・・でも・・・いつかまた会えたらいいなと、願いも込めながら
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