緋色の空
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解放を求めよう!!」
グレイさんの言葉にジュラさんとリオンさんが賛同し加勢する
「悔しいけど、その人がいなくなるとエルザさんが悲しむ!!」
一夜さんも次々と評議院を倒していく
「もう、どうなっても知らないわよ!!」
「あいっ!!」
ルーシィさんとハッピーも参戦する
「ジェラール!!行くな!!」
俺も我慢できずに皆さんと一緒に戦う
「お願い!!ジェラールをつれていかないで!!」
ウェンディが泣きながら叫ぶ
「来い!!ジェラール!!」
ナツさんは評議院に掴まれながらも懸命にジェラールに向かって手を差し出す
「お前はエルザから離れちゃいけねぇっ!!ずっとそばにいるんだ!!エルザのために!!だから来いっ!!
俺たちがついてる!!仲間だろ!!」
ナツの言葉にジェラールは震えていた。
「全員捕らえろぉぉぉ!!公務執行妨害及び逃亡幇助だー!!」
ラハールさんの言葉で評議院が次々俺たちを捕らえる
「ジェラール!!」
「行くなジェラール!!」
ナツさんと俺はジェラールに向かって力いっぱい叫ぶ。しかし俺たちも次々に来る評議院に捕らえられる
「もういい!!そこまでだ!!」
エルザさんが大声を出すとその場にいた全員が動きを止める
「騒がしてすまない。責任は全て私がとる」
全員がエルザさんを見る。
「ジェラールを・・・・つれて・・・いけ・・」
エルザさんがそう言うとジェラールは少し微笑んだように見えた
「エルザ!!」
「座ってろ!!」
「はい!!」
ナツさんがエルザさんに突っかかろうとしたがエルザさんの一言で正座する。
ジェラールは再び評議院に掴まれ歩いていく
「そうだ」
ジェラールは立ち止まり振り返る
「お前の髪の色だった」
「!?」
ジェラールがそう言うとエルザさんは驚いた顔をする。
ジェラールはそのまま評議院の車へと乗り込む
「さようなら、エルザ」
「ああ」
そうして評議院はジェラールをつれてその場を去っていった
評議院が帰ったあと・・・俺たち全員の空気はとても重かった
「エルザ・・・どこ行ったんだろ・・・」
「しばらく一人にしてあげよ・・・」
「あい・・・」
ハッピーとルーシィさんがその場にいないエルザさんの心配をする
「・・・・」
ウェンディは膝をついて涙を目いっぱいに浮かべている。俺はウェンディの頭をそっと撫でる
「シリル・・・」
ウェンディは俺を見る。
「ウェンディ・・・ジェラールはやってはいけないことをしてしまったんだ・・
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