68日目 ゆういちははなしをきいた
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話しが事実なら、こんな理不尽な本の呪縛から助けてやりたいって気も起きな訳じゃないが、それには確認しなきゃならん事が出来る訳で、あちらさんが素直に応じるとは思えないんだがねってシグナム達を見ると、
ヴィータ「っな なんだよ 信じらんねぇ〜ってのかよ?」
シグナム「そう言うな いきなりこの様な話を信じろと言われたら 誰だって無理があるのは承知だ」
シャマル「ですが 事実なんです どうか信じてください」
信じろと言われて、はいそうですかになるなら、世の中どれだけ詐欺や訴訟が減るのやら・・・
長年付き合いのある友なら、金が絡まなければ信用に値するかもだろうけど、昨日今日あった人を100%信用するのは、仮に【信じる心】を使っても無理。
良くも悪くも、すずか達は子供だから信じたんだろう。
なので、
悠一「悪いが 俺はアンタ等を完全に信用は出来ない」
ヴィータ「なんでだよ!!?」
悠一「なら アンタ等は気心の知れない相手を信用するのか? さっき俺位の男の子と戦ってただろ その時何て言った?」
ヴィータ「っでもアイツは!」
シグナム「口達者で 主に危害を加える輩を信用出来る訳がないだろう」
悠一「だろ? それと同じだよ あの男の子とアンタ等がどんな関係かは知らん 相手の言い分を丸ごと鵜呑みにする程 俺は人間出来ちゃいないよ」
シグナム「なら どうすれば信用して貰えるというのだ?」
そりゃ、他人から聞いた話を信用するのと、自分で見聞きして納得した上では、天と地ほど違うだろ。
百聞は一見にしかず
まさにそうだろ。
昔の人は、よくこんな言葉を思いついたもんだとつくづく感心する。
うわ〜、なんかここにいる全員から、冷たい人間だとでも言いたそうな眼差しで見られてるわ。
別にそう思われても構わんよ。
これからする、俺の提案に乗るか乗らないかで手助けするか決めるつもりだから。
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