4部分:第四章
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が見ているものが信じられなかった。
「御父様の目が元に戻った・・・・・・」
「これがアスクレピオス様の」
「この葉と霊薬を使えばです」
アスクレピオスは娘達に対してもその穏やかな声で告げた。
「どの様な傷もたちどころに癒してしまうのです」
「そうだったのですか」
「それで」
「エディプス殿」
アスクレピオスは今度はエディプスに対して声をかけた。既にその葉は取っている。
「如何でしょうか」
「何と・・・・・・」
彼はまずは驚きの声をあげた。
「見える。嘘のようだ」
「嘘ではありません」
アスクレピオスはこうエディプスに告げた。
「これは」
「この目は潰した筈なのに」
「例え潰れていようともです」
彼はエディプスにさらに告げる。
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