暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ニルヴァーナ崩壊
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
がら膝をつく

「これが……光を信じる者だけに与えられた奇跡というものですか……ありがとう……ありがとう……ありがとう……」

涙するリチャードさんを見て俺も思わず涙する。
大切な弟さんの無事を知ることができてよかったですね。リチャードさん。次は……お二人が会うことを心から祈ってます

リチャードさんはその後評議院に腕をとられて連行されていく

「なんかかわいそうだね」

「善意に目覚めたのにね〜」

「あい」

ルーシィさんとセシリー、そしてハッピーがリチャードさんを見ながら言う。

「しかたねぇさ」

「私たちにできることは何もないもの」

「これを機に正しい道を歩んでいけるように努めてくれればいいな」

グレイさんたちも同情する

「もうよいだろ!! 術式を解いてくれ!! 漏らすぞ!!」

「やめてー!?」

真っ青の顔の一夜さんにルーシィさんも真っ青になりながらツッコム。
一夜さん……せっかくいい雰囲気だったんですから空気読んでくださいよ……

「いえ……私たちの本当の目的は六魔将軍(オラシオンセイス)ごときじゃありません」

「へ?」

ラハールさんの発言に思わず間抜けな声を出す一夜さん。六魔将軍(オラシオンセイス)が本当の目的じゃないって……どういうことだ?

「評議院への潜入……破壊。エーテリオンの投下。もっととんでもない大悪党がそこにいるでしょう」

ラハールはそう言ってある男を指差す

「貴様だジェラール!! 来い!! 抵抗する場合は抹殺の許可もおりている!!」

「え!?」

「そんな!!」

俺とウェンディはそう言われラハールさんを見る

「ちょっと待てよ!!」

ナツさんも納得がいかずラハールさんに怒鳴る
しかしラハールさんはあくまで冷静に俺たちを見てから言う。

「その男は危険だ。二度とこの世界に放ってはならない。絶対に!!」

ジェラールはそれをただ静かに聞いていた




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ