新四天王の作戦
2学期の高校生活
第32話 スウィーツ王国へご招待!!
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スと戦うためにプリキュアになったんや。こんなことで、プリキュアの身にもしものことがあったら、わいは長老に顔向けでけへん。」
「違う、タルト。私たちはラビリンスと戦うためにいるんじゃない。」
「皆、悪い奴等から守って。」
「犯罪行為を抑止し。」
「正直者が生きやすい世の中にして。」
「いつも笑顔でいてもらう。」
「それが、私たちの使命。」
「ううっ。」
「だから、タルトもあなたの使命を果たして。」
「堪忍やで。封印を解いたのはうちどす。」
「エエッ、何でそないなことしたんや。」
「魔人が出れば、タルト様がほこらへ行くのをあきらめると思ったんどす。」
「どう言うことや。」
「だって、祠のものを持ち帰ったら、タルト様はまた向こうの世界へ行ってしまはる。」
「何、言うてんねん。わいはこっちに。」
「うち、ずっと不安やった。別の世界で長老の使命を果たすんに夢中になってタルト様はきっと、うちのことなんか忘れてしもうどす。世界中で一番大切なタルト様に忘れられてしまうんが怖いねん。」
「ああーーっ。」
「ハッ。」
「おおきに。そない思ってくれて。けど、間違ごうとる。こないなやり方、間違ごうとるで。」
「タルト様。」
「もっちもっちもっち餅(準備完了、発射)。」
「ピューーーッ。」
「タルト、危ない。」
「ぬえ、ああーーーっ。ううーーっ、にゅーーーっ。」
タルトは餅に絡まれてしまった。
「タルト様、何でうち、こない迷惑かけてんのに。」
「大切な人を守る人を当たり前やろ。」
「タルト様。」
「頼む。わいの代わりに祠の中のもん長老に届けてや。」
「嫌や、タルト様、嫌や。」
「アズキーナさん、いい加減にして。」
「ここは、タルト君の言うこと聞いて。」
「アズキーナはん、頼む。」
「ううーっ、ううううーーーっ。」
アズキーナは祠へ向かった。
「餅っ、もーーーーち。」
アズキーナに向けて、軟らかい餅を発射し追跡始めた。
「うわあーーーああーーー。ううっ、うわあーーーっ、エイーーッ。」
「ドーーン。」
「あっ、これは。」
「ピューーーッ。」
「キャーーーッ。」
「もーーーち。」
「なめたらあかんで。うちかて負けへん。愛の力、なめんといてやーーーーー。」
「もーーーーーち。」
「プリキュア・ウォーターシュート・プチダブル。」
「プシュッ、ピューーーッ。」
アズキーナの脚に絡んだ餅が解けた。
「ベリーマザー、チビベリー。」
「やったあ。今のうち。」
アズキーナは、茶色い箱のような物を手にした。
「ゲットどす。」
「チビベリー、他のメンバーの絡んだ餅を解くわよ。」
「OK。」
「プ
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