暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
神喰い達と剣王と象牙色の剣聖
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やぁ、初めまして。僕はネフィリム。ユニット名はツキオリ・イクス・アギオンス・マルドゥークネフィリム。ネフィリムで構わないよ」
「寧ろこの状況下で自己紹介出来るお前はどんな精神してんの!?」
ディアウス・ピターは残らず掃討。全員(リンドバル以外)は神機の盾に隠れて防ぎきった様だ。しかし……。
「……破壊規模が」
「心配要らない。自動生成で直る筈さ」
「……SAOにどんな仕様を求めてるんだよお前は」
「その口振りから言うと、君は異世界のプレイヤーかな?」
俺はネフィリムの言葉に疑問を覚える。
「異世界のプレイヤー……?」
「そ。此処は異世界、君たちで言う君達の物語の原典であり、その未来。そのSAOだよ」
因みにそこの彼も異なる次元異世界のSAOのプレイヤー関係者だよ、とネフィリムが言うと、剣を仕舞い、喋る。
「俺の名はサラディン。剣王のユニークスキルを持つ。……別に覚えてほしくていった訳じゃ無いぞ」
「……ツンデレのタイミングがいまいち掴めないな」
頬を欠くと、リンドバル以下四人がこちらに来る。
「……さっきの破壊人間と一刀両断人間」
「どんびきです」
「いやー、助かったぜ」
「……どういう神経してるのか見てみたいね」
どうやら、リンドバル以外は好感度が最悪のようだ。俺も、ネフィリムには好感度が下がりまくっているが、現在進行形で。
「それより、此処から出る方法は?」
「無いよ?そもそも、誰かの意思によって呼び出された訳だし、このSAO自体に、僕らの特殊能力『自在式』って言うんだけど、それが覆っている物を抹消出来ないんだ。あくまで、僕のは、何だけど」
内部では使えるんだけどねぇ〜、と呑気に言うネフィリムに、ソーマとアリサ、アスナは飽きれ、リンドバルはアラガミ化を解除し、リッカは現実逃避するように自前の応急セットで神機の調整をしていた。……何このカオスった場は。
「……ともかく、移動しないか?此処は第一層だ。幸い、近くにはじまりの街がある」
「……此処だと、いつモンスターを見かけても可笑しくは無いしな……」
俺はサラディンの提案を飲むと、すぐさま移動した。……ネフィリムは置いて。
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