暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
神喰い達と剣王と象牙色の剣聖
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うリンドバルで良いや……は、黒い炎の槍でディアウス・ピターを真っ向から串刺しにする。
「ヤクシャの砲撃!」
右腕から生成したヤクシャの銃砲を向け、ディアウス・ピターを撃ちまくる。……だけどこれ、オラクル使うから疲労が在るんだよなぁ……。
「キリト!上!!」
途端、アリサが叫ぶ。俺はすぐに回避行動を取ると、ヤクシャの銃砲を向ける。煙から現れたのは……。
「マルドゥーク!?」
ガルムの感応種、マルドゥーク。ディアウス・ピターに引き続き、コイツも現れるとは。
「くそっ……!」
俺はすぐに撃とうとすると。
「ヴォオオオオオオオオ!!」
『ヴォオオオオオオオオ!!!!』
マルドゥークが吠え、ディアウス・ピター、更には黒いヴァジュラも現れた。全員が活性化している状態だ。
『おいおい……冗談も大概にしてくれよ……!』
リンドバルが回し蹴りを放ち、言う。どちらにせよ、残り時間は五分も無い。このまま行くとジリ貧なのだが……。
「血の力……覚醒嵐。そして……二刀覚醒『極限』!」
二本のリヴェンジャーを持ち、マルドゥークに向かって走る。
切札(ジョーカー)加速(アクセル)機関(エンジン)、スタン・バイ』
黒いラインがリヴェンジャーに走ると、炎が出て更に動きを加速させる。
「スターバースト……ジョーカーアクセルエクストリーム!」
加速と機関の力は共に、動力元。前者は速さ、後者は安定な出力を出す。
リヴェンジャーの力は、主にこの二つからなっている。
「おおおおおっ!!」
十六連撃を放ち終わると、そのタイミングで偏食因子変換錠による浄化が終わり、アラガミ化が終わる。だが、マルドゥークはまだ、生きている。
「くっ……!」
背後にはリンドバル達がディアウス・ピター相手に戦っている。此処で退けば後ろが危ない。
「……どうすれば!」
リヴェンジャーを構え直した、その時。
ズバァッ!
『……ヴォ?』
「……そこら辺をぶらりぶらりと歩いてりゃ、大型の戦いか?」
中央から縦に二分にされた幅広の片手剣を持った男が、マルドゥークを一刀両断にし、オラクル細胞へと変えさせた。
「……な、何だそのチート」
「勘違いするな、俺はお前を助けた訳じゃない。煩いから斬っただけだ」
「言葉からすれば何処かの闇神だぞ!?」

「ヘッション!」

「……何いってるんだお前?」
「その目は厨二病者を見るような目……!……実際人間かアラガミか分かった体じゃねぇが」
「敵か?」
「迷いがねぇな!?」
だんだん男の性格が分かってきたこと所で。
「はい、終わり」
ズドォオオオオオン!
背後から暴風と共に、爆発が発生。その中心地点にはまた、新たな男が立っていた。
「ウヲヲヲヲヲヲヲヲイ!!」
神機振り回し突っ込みを放つと、彼は言う。

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