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大陸の妖精
投了
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の横からハッピーが言う



「まだグレイだっているよ!!ナツと同じくらい強いんだ!!雷神衆なんかに負けるもんか!?」


「オレと同じだァ!?アイツが?」


「だってそうじゃん」


グレイと互角に扱われて気に入らない様子を見せるナツ


するとラクサスが挑発的な笑みを浮かべて言う



「グレイだぁ?ククッ、あんな小僧に期待してんのかヨ」


「グレイをみくびるなよ、ラクサス」


しかしその直後、空中に新たな文字が浮かび上がる



【グレイ戦闘不能 残り28人】



目の前に表示された文字を見て絶句するマカロフたち



『ふははははっ!!!だーから言ったじゃねーか』


「嘘だっ!!!絶対なんか汚い手使ったんだよ!!!」


「ぬうぅ・・」


グレイがやられたのを見て小さく唸るナツ



『あとは誰が雷神衆に勝てるんだ?クク・・・』


「ガジルだっ!!!」


『残念!!奴は参加してねーみてーだぜ、元々ギルドに対して何とも思ってねえ奴だったしな』


「オレがいるだろーが!!!」


『ここから出れねーんじゃ、どうしようもねーだろナツ』


マカロフは覚悟したように目を閉じた



「もうよい、わかった」


そしてゆっくりと目を開き、ラクサスに向かって言う



「降参じゃ、もうやめてくれラクサス」


「じっちゃん!!!!」


降参を宣言したマカロフ


しかしそれを聞いたラクサスが口角を吊り上げて、マカロフを見下した態度をとる



『ダメだなぁ・・・天下のフェアリーテイルのマスターともあろう者がこんな事で負けを認めちゃあ、どうしても投了(リザイン)したければフェアリーテイルのマスターの座をオレに渡してからにしてもらおう』


それを聞いたマカロフが目を見開いて驚く



「汚ねーぞラクサス!!!オレとやんのが怖えのか!!?ア!!?」


「貴様・・・初めからそれが狙いか・・・」


『女の石像が崩れるまであと一時間半、リタイアしたければギルドの拡声器を使って街中に聞こえるように宣言しろ、フェアリーテイルのマスターの座をラクサスに譲るとな』


するとラクサスの思念体が薄れ、消えていく



『よーく考えろよ、自分の地位が大事か、仲間の身が大事か』


そう言い残し、思念体は完全に消え去った



「くそっ!!!オレと勝負もしねえで何が最強だ!!!何がマスターの座だ!!!」


「マスターの座など正直どうでもよい」


「いいのかよ!!」


「だが・・・ラクサスにフェアリーテイルを託
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