32話 ≪火のガーディアン≫
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でにない紅い光が宿った。
「他の皆も、それぞれの祠に鏡を納めておれば封印は解かれているはずじゃが………」
「ここにはもう用はねぇだろ、さっさと出るぞ」
サラマンダーが声を掛け、3人は火の祠の入口に戻り、迎えが来るはずの飛空艇を待つ。
「 お前……、この際聞いておきてぇんだが」
「………何だろうか」
ふとマゥスンに話し掛けたサラマンダーは、若干躊躇しているようだった。
「お前は一体、どっちなん──── 」
ちょうどその時、上空から飛空艇の飛来音がしてきた。
「 ────迎えが来たようだ」
サラマンダーが聞き出そうとした事を気にも掛けず、マゥスンは迎えの飛空艇から降ろされた縄梯子を先に上って行った。
「聞きそびれたようじゃな、サラマンダー?」
「勘違いするな、俺は別に……」
フライヤにそれ以上答えず、サラマンダーもさっさと縄梯子を上って行くのだった。
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