第七章 歌姫
第6話 勝負(賭け)
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の霊波反応等、過去の彼女のデータを見直した結果、佐天涙子は『精霊になった可能性がある』と判断した。そこであなた達に本性を現す協力をしてほしい。報酬はーー
そこから先は見る気にもならなかった。
御坂「あんたも……」
食蜂「同じ内容のようねぇ……」
食蜂も彼女のことは少し知っている。御坂は彼女の親友だ。
先日の奇襲事件では彼女の謎の治癒能力によって助かった。
御坂「今回ばかりは協力させてもらうわよ」
食蜂「……あなたと一緒なのは嫌だけどぉ、内容が内容だからねぇ」
そう。
普通の人間だった彼女が精霊になるなんてありえない。
だからこそ。
確かめたい、という気持ちが強かった。
彼女ーー佐天涙子が、何者なのかを。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
それは、一通のメールがキッカケだった。
「んあ?誰からだ?」
どこかのビルの屋上にいたLevel5の第7位ーー削板軍覇は携帯画面をジッと見つめていた。
削板「……なんだ、この根性のないメールは」
宛先:不明
件名:上条当麻について。
内容:今までの行動、言動等から推測した結果、上条当麻は『精霊の力を手に入れた』可能性がある。彼の不幸が少なくなったのも、不幸源、『幻想殺し』をその精霊の力が邪魔しているものと思われるので確かめてほしい。報酬はーー
そこから先は興味がなかった。
削板「……あの上条が精霊の力を、か……」
そして、一つ思ったことがある。
削板「精霊って、何なんだ?」
根本的に知識不足だった。
それでも気になるものは気になるので、そこに書かれている日にちに行くことにした。
上条当麻の元へと。
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