『終末戦争』−The end of ragnarok−
world war1−『降臨せし刀神』−
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闇が降りる。
次元を裂く。
闇が、降りかかる。
「−−撫で斬りにいたします」
闇の中に、一筋の光が走った。
同時に闇は斬り裂かれ、その存在を散らす。
ましろは、その現象の原因を直ぐに見抜き、そして自分の役目は成功したのだと安堵した。
次元の穴から、一つの人影が舞い降りる。
長身の、美しい女性だった。
「−−我が主の命で参上仕りました。天冠というものです。以後、お見知り置きを」
流れる様に自らの名を詠み、《総てを斬り捨てる神》はぺこりと頭を下げた。
−−さあ。
−−反撃の糸口、掴んだり。
ましろは、自然と顔に笑みを浮かべていた。
世界転生まで、あと52時間。
《滅びの依り代》の完成まで、あと50時間。
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