暁 〜小説投稿サイト〜
ワールド・エゴ 〜世界を創りし者〜
『終末戦争』−The end of ragnarok−
world war1−『降臨せし刀神』−
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
闇が降りる。
 次元を裂く。


 闇が、降りかかる。









「−−撫で斬りにいたします」








 闇の中に、一筋の光が走った。

 同時に闇は斬り裂かれ、その存在を散らす。

 ましろは、その現象の原因を直ぐに見抜き、そして自分の役目は成功したのだと安堵した。

 次元の穴から、一つの人影が舞い降りる。
 長身の、美しい女性だった。


「−−我が主の命で参上仕りました。天冠というものです。以後、お見知り置きを」


 流れる様に自らの名を詠み、《総てを斬り捨てる神》はぺこりと頭を下げた。


 −−さあ。

 −−反撃の糸口、掴んだり。


 ましろは、自然と顔に笑みを浮かべていた。




























 世界転生まで、あと52時間。
 《滅びの依り代》の完成まで、あと50時間。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ