第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
。
そしてだ、その部室でだ。
同級生の一人がだ、ある本を置いた。その本を見てだ。
部室の机でこれから作る料理の食材とレシピのチェックをしていた天は目を瞬かせてそのうえで彼女に問うた。
「その本何なの?」
「ええ、寄生虫の本よ」
「ああ、寄生虫ね」
「どうしても食べるものに虫っているじゃない」
「回虫とかよね」
嫌そうな顔でだ、天は同級生に返した。
「お野菜とかの」
「そうそう、昔はよくいたのよ」
「肥料の関係でね」
「最近は減ったけれどね」
「やっぱり注意しないとね」
いけないとだ、天は野菜に付いている寄生虫のことを言った。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ