第5話 男鹿についに『あれ』が出た
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は釣りに来たんだが……
「いいからベル坊」
「ダッ!」
「男ってのはな。一度決めた事は貫き通さなきゃならねぇ…分かるな?」
「ダッ!」
「………俺はもう喧嘩はしねぇ。人も殴らなぇ。土下座もさせねぇ。スーパーいい人と呼ばれる様になろう」
それは普通の人だと思うのは俺だけじゃ無いハズだ…
「だからお前も約束しろ。もしも俺がそれを守れたら、そん時はもう絶対に泣かねぇってな」
「ダッ??」
「つー訳で、翔太。俺の代わりに襲われたら倒して、っていねぇし」
「翔太なら、スーパーで買い物したいから帰るって言ってたぞ」
あー。俺も翔太みたいに帰れば良かったか?
ゾロゾロゾロ
なっ何だ??イキナリ出やがって
「ほらほら」
「やっぱ男鹿くんだ」
「ぶっ殺しに来ましたー」
「って、えぇ??逃げんの??」
「逃げ足速ッ??」
「ばーか」
「逃がすかよ」
「ククッ。どうした男鹿?今日はやけに大人しいじゃねーか」
ザブン!バシャバシャ!
えー。そこまでして逃げるか?
「ど…どうする?」
「これじゃあヨメの番号聞けねーぞ」
「賞金貰えねーじゃん」
さて、面倒ごとに巻き込まれる前に逃げるか……
「ん?」
「ゲッ!」
「ラッキー」
こっち見てニヤけんなよ。どーしよう俺も泳ぐか…?
「よーお前いつも男鹿とつるんでるよな?あいつのヨメの携帯番号知ってるか?」
「知らねーっス。つーか持って無いと思うよ?」
メチャクチャ顔が近い。近づけんなよ。
「あの、暴力とか無しにしません?見てのとーり俺、喧嘩弱いんで」
ゴッ??
「すかしてんじゃねーぞ。腰巾着が」
痛えな……だから嫌いなんだよ不良って
「知らねーなら男鹿に聞くか、本人連れてこいや」
このアホ共がヒルダさんに何の用だ?人質にでもとるつもりか?ヨメとか言ってるし……無理だと思うけど
「なにをしている。男鹿と坊っちゃまはどーした?」
「ヒルダさん…」
ゴキッ??
痛え……
「つってんだろ…って」
どこだ?ここ……あれ?腕が縛られて……
なんかいかにも使われた無い建物だけど……
周りを見渡すと……ヒルダさんも捕まってた
古市side end
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