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俺が愛した幻想郷
第十八話 お風呂って困難
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だったんだよ。俺に湯が当たる瞬間、正確には当たった、当たったか当たってないかわからない程度だけどな。まぁだからその瞬間に、橙の頬へその飛んできた湯をテレポートさせたんだ。

「今思ったんだが。これって弾幕にも使えないかな?」

「不可能ではないです。不可能ではないですが、その能力がどれだけ体力を消費するかによりますよ?」

やっぱ体力の問題か...

「霊力と魔力の二つあったよな? んで、俺みたいな能力は霊力なんだよね、弾幕も霊力だっけ?」

「生成の方向性によっては魔力でも可能です」

生成の方向性、か。
まぁつまりはできるんだよな、魔力でも。

さて、と

湯をどれだけ遠くに飛ばせるか試している橙を見て立ち上がり

「洗いっこといこうではないか!!」

橙は親指を立てて俺に見せつけ、ウィンクしてにっこり笑った
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