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第29話
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 「本当。」
 「日本のおじいちゃん。」
 すると、天皇陛下と国王様がご会見を終え姿を現した。
 「何だか楽しそうじゃな。」
 「あなた、国王様のご子息ジェフリー殿下を抱っこしてみますか。」
 「そうか。」
 天皇陛下は皇后さまに言われ、抱っこすることになった。
 「素晴らしい笑顔じゃ。何か、幼少期の秋篠宮(礼宮)に似てるなあ。」
 「御父様に似てるのですか。」
 「そうじゃ。幼い頃の御父様にな。」
 「まあっ。」
 「映像の記録たくさん残っているからね。」
 「どうじゃ、ジェフリー殿下。こんなこと一生に一度もないんだぞ。」
 「はい。」
 陛下は、抱っこを終えた。
 「抱っこ、最後はやっぱり皇后さまですね。」
 「私も是非見てみたい。」
 「分かったわよ。」
 皇后さまはジェフリー殿下を抱っこしてみた。
 「うわあーー、」
 「すごすぎる。これが、世界中を幸せにする抱っこね。」
 「次は首相官邸ね。」
 「そうかい。」
 こうして、日本国とメクルメク王国との君主間の外交は一旦、終了した。この後、宮中晩餐会開催時間までの間、首相官邸をメクルメク国王一家が訪れることになります。

 30分後 首相官邸

 ここでは、当時の内閣総理大臣とメクルメク国王との政治会談を行った。成功すれは、メクルメク王国にとって援助を引き出せるかどうか鍵を握っております。当時の内閣総理大臣は麻生太郎氏です。一方、王妃は総理大臣夫人、麻生千賀子氏と会談しました。更に、会談の終わりには、例のジェフリー殿下の抱っこも行われた。その後、総理大臣ご夫妻と共に宮中晩餐会へ向かうことになります。更衣室で晩餐会仕様のコスチュームに着替えた後、皇居へ再度向かうことになった。

 夕方 皇居

 酒類の提供との関係で未成年者には、ジェフリー殿下を歓迎するこども晩餐会へ向かうことになります。
 まず、宮中晩餐会では、天皇陛下と王妃様及び国王様と皇后様それぞれ、隣合わせでテーブルに着き、宮中晩餐会は開催された。一方、こども晩餐会では、ジェフリー殿下の両隣は愛子さまと眞子さまが着席することになった。両方の晩餐会は壮大に行われた。

 翌日、朝の外交式典が終わってから新幹線に乗って近畿・東海地方を訪れ、更に2日後、関西空港へ回送移動していた政府専用機に搭乗し帰国しました。

 近畿・東海地方出発後の翌日、赤塚公園では

 「カオルちゃーーーん。」
 「おっ、お嬢ちゃんたち久しぶり。」
 既に、トリニティの3人はテーブルに着いている。
 「いらっしゃい。」
 「お手伝い。」
 「そうよ。」
 「もう、心配したんだから。」
 「ごめんねぇー。お詫びに今日は無料サービスするぜ。」
 「やったあ。」
 「明日から値上げするぜ
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