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エンジョイ夏休み
第29話
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した大学の後輩よ。」
 「そうなんですか。」
 すると、あの秋篠宮家の2人の内親王が姿を現した。
 「こんにちわ。」
 「もしかして、あの娘たちは。」
 「秋篠宮家内親王の2人、眞子さまと佳子さまよ。」
 すると、眞子さまと佳子さまが来ていることに気付いた愛子さまは、一気にお2人のもとへ駆け寄った。
 「ねえねえ眞子姉さん、佳子姉さん。」
 「どうしたの。」
 「ジェフリー君を見て。」
 眞子さまと佳子さまは、愛子さまが駆け寄って来た方向を見た。
 「エヘヘヘヘッ。」
 「かわいーーーい。」
 すると、ご会見を終えた皇后様と王妃様が庭園に姿を現した。
 「騒がしいけど、何があったの。」
 「御祖母様、ジェフリー殿下をご覧にいただけますか。」
 「どれどれ。王妃様の息子様ね。まあ、可愛い。」
 「皇后さま。」
 「そうよ。」
 「御祖母様、並んでみて。」
 「こう。」
 「そう。」
 「笑ってみて。」
 「これが人々を幸せにする笑顔なの。」
 「すごい。」
 「御母様。」
 「徳仁、雅子もいるのね。」
 「はい。」
 「王妃、ちょっと殿下を抱っこさせてよろしいかしら。」
 「畏まりました。ジェフリー、こっちへ。」
 「はい。」
 「徳仁、抱っこして見て。」
 「はい、御母様。」
 「皇太子殿下が皇太子殿下を抱っこしているみたい。」
 「本当だ。」
 「コレッ。」
 「いやいや、いいんですよ。それにしても素晴らしい表情しております。」
 「次、雅子様。」
 「はい。」
 「まあっ、可愛い。私たちにもこんなご子息様が産まれてたらね。」
 「本音が出てしまいました。」
 「コレッ、愛子。」
 「次、眞子、佳子の中から代表で1人抱いてみますか。」
 「はい、御祖母様。」
 「眞子ね。一番高の姉だからね。」
 眞子さまは、愛子さまと同い年の男の子を初めて抱っこすることになります。秋篠宮家には2歳(2009年当時)の弟君「悠仁」さまがいます。
 抱っこした時、あのジェフリー殿下の笑顔が急接近。この表情を見て思わずこう発言した。
 「幸せすぎてたまらなーーい。」
 「ウフフッ。」
 すると、宮内庁のある方向から2人の執事らしき人物が姿を現した。ゴードンと宮内庁長官である。
 「これは。皇后さまに皇太子さま、皇太子妃さま、眞子さまに佳子さま、王妃様にジェフリーさま。」
 「皆様お揃いで。」
 「長官、ジェフリー殿下を抱っこしてみなさい。」
 「私がですか。皇后さまに言われては。」
 宮内庁長官もジェフリー殿下抱っこしてみた。
 「おおーーっ、素晴らしい。世界の平和と安定を願うかのようじゃ。」
 「長官、お似合いですよ。」
 「おじいちゃんが孫を抱いてるみたい。」

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