新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第29話
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赤塚公園
「今日はこれでおしまい。また明日ね。」
「ハイ。」
ダンスレッスンが終わりラブ、美希、祈里、麗子の4人はいつもの通りドーナツカフェへ向かった。そして....」
「あれ。」
「いない。」
「どうしたんだろ。」
「皆、どうしたの。」
「ミユキさん。」
「カ、カオルちゃんがいない。」
「珍しいわね。」
「どうしたんだろう。」
「そう言えば、隼人君もいないのよ。勤めている建設会社に問い合わせてみたけど。昨日、退社したらしいの。」
「エッ。」
「どう言うこと。カオルちゃんも隼人君もいないなんて。」
3日後、赤塚公園では
「ああーーーっ。」
「やっぱりいないわね。」
「今日でもう3日目だよ。」
「うわあーーーっ、殺生やでぇーーー。ドーナツの無い生涯なんて、わい耐えられへん。あのキュートな穴の開いた奴、食べさててぇーーーなぁーーー。ううううううぅっ、ううううううっ。」
「プリップゥーーッ、アーーーーナ。」
「そうそう、これこれ。アグン、ングング。コラッ、ちくわやがな。」
「キュアキュアキュアーー。」
「ああーーーん。でも、これはこれでとってもええ味でんなぁ。」
公園内サービスセンター(管理棟)
「いらっしゃい。」
「あのー、すみません。」
「カオルちゃんのドーナツカフェって、いつ再開されますか。」
「休業の届け出ありますよ。」
「確か、今日まで。」
「と、言うことは。」
「明日は予定通り営業するそうです。」
「ありがとうございます。」
トリニティの3人は、サービスセンターを後にした。
再び、赤塚公園ドーナツカフェのあった場所では
「ひょっとして、カオルちゃん、ドーナツカフェやめちゃったんじゃあ。」
「エエーーーッ。」
「そんなワケないよ。だって、カオルちゃん、ドーナツ作ってる時、いつも真剣に。」
回想編
「グハアッ、グハアッ、グハアーーーッ。」
「ゴーーーーーーン。」
戻って
「真剣に冗談言ってたような。」
「おはよう。」
「おはようございます。」
「さっき、サービスセンターで問い合わせてきたよ。」
「カオルちゃんなら明日、店を再開するって。」
「本当。」
「メールも届いているからね。」
「一体、どこへ行ってたの。」
「隼人君を連れてメクルメク王国よ。」
「メクルメク王国。」
「そう。明日、帰って来るから詳しく聞いてみて。」
「はい。」
翌日、赤塚公園では
ドーナツカフェが姿を現した。
「あっ、あるある。」
「本当だ。」
「良かった。ところで一体、
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