暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Aミッドベルカ相搏つ
[6/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
しっ! 屋台巡りにゴーっ♪」シャルちゃんの言うように夏祭りの醍醐味、屋台巡りに行こう。

†††Sideなのは⇒フェイト†††

海鳴市に移り住んでから初めての夏がやって来て、私たちチーム海鳴は夏にだけ開かれる祭りにやって来た。私たちにとってたくさんの思い出のある場所、海鳴臨海公園全体が会場になっている。浴衣っていう、冬に着た着物の薄手バージョンみたいなこの国特有の衣服を着た私たち。この夏祭りに来てる女の人の大半は浴衣姿だ。

「さて。縁日には無かったゲーム系の屋台も数多い夏祭り! さらに食べ物系の種類もまた然り! 今日1日で全店回れる自信は無い!! どうしてこんなに多いのか! 嬉しいけど!」

私たちの先頭に躍り出たシャルがくるっと半回転して私たちに向き直って、両腕をバッと大きく広げたうえでそう言った。というかシャル。浴衣であんまりそういうことしない方が良いかも。ふとももまで見えちゃってるから。下手すれば下着まで見えちゃうから。

「まぁ、夏は冬とは違くて外で活動しやすいしなぁ。冬は単純な寒さとか寒さ対策での支度が大変な所為であんま外に出たないけど、夏は薄着すればええだけやから活動しやすいんやよ」

「うん。はやてちゃんの言う通りかも。冬はコタツや暖房の誘惑があるから、あんまり外に居たくないもん。もし冬祭りがあってもちょっと長居は遠慮かも」

「あー、うん。コタツは確かにすごい誘惑だよね」

私もアリシアもアルフもコタツには弱い。シャルは「なるほど! そういうわけか! あんま気になんないけど!」なんて満面の笑顔を浮かべる。元気過ぎて四季の暑さ寒さなんてあんまり関係ないかも。

「つうか、テンション高ぇなぁ、お前。引くわぁ・・・」

「引かないでよ、ヴィータ! ヴィータだって初めての夏祭りにウキウキ♪ドキドキ☆なんでしょ!?」

「えーい、抱きつくな暑苦しい! それに初めてじゃねぇよ。去年もこの祭りに来たっつうの」

「へぇ、そうなんだ。私も、なのはちゃんやアリサちゃんと去年来たんだよ」

「もしかしたらどっかでニアミスしてたかもね」

「そうかもしれへんな〜」

私とアリシアとアルフ、シャルがこの街に戻って来る前の話だ。ちょっと疎外感。シャルはそんなことを気にせずに「脱線カッコ悪い! 去年の話は置いておいて、話を本題へ戻します!」パンッと手を強く叩いたら、「逸らしたのはお前だけどな」ヴィータがボソッとツッコみを入れて、「ヴィータちゃん。しぃー、ですよ」リインがヴィータの袖を引っ張った。

「食べ物関係については縁日にもやったように人数分を買うんじゃなくて、3人で1つを分け合うようにしよう! さてここで屋台巡り初のリイン。何故だか判るかな?」

「えっ? えっと、その・・・ごめんなさいです、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ