2部分:第二章
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「降るのは来月からじゃねえのか?」
隆盛はまた言った。
「それまではよ。我慢さ」
「仕方ないっていったら仕方ないけれどね」
双葉も彼の言葉を受けて一旦は頷いた。しかしであった。
「けれどね」
「まあ俺だって降って欲しいさ」
このうだるような暑さの中では誰もが思うことだった。とりあえず派手に長い間降って欲しかったのだ。夕立位では収まりがつかなくなっていた。
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