新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第28話
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らラブは『幸せゲット。』と、言えるようになっていた。その後、3人は家路へ向かいます。
1971年赤塚城跡
「あゆみ。」
「何、お父さん。」
「この城に住んでいた当時のお殿様にも、畳をお気に召していただいているぜ。」
「そうなの、お父さん。」
家路へ向かう本物のあゆみ、愛、初の3人は
「トンキンカントンキカン。」
「相変わらず、工事の音がするねえ。」
「この工事のお陰で畳の注文がたくさん来たのよ。」
「だから、あゆみに欲しいものが買えるのじゃ。ここで働いている人たちにも感謝しなければならないよ。」
「うん、おじちゃんありがとう。」
「お嬢ちゃん。おじちゃんじゃなくてお兄さんだよ。」
この男、西隼人ソックリな作業員だった。
「コラッ、上から返事して余所見すると落下するぞ。」
「はい。」
「このおじちゃんは。」
「私か。この建設工事を指揮する現場監督だよ。」
「そうなの。」
「コレッ、あゆみ。」
「どうもすいません。」
「いや、良いですよ、おじちゃんで。」
「うん、おじちゃん、ありがとう。」
「完成すれば、たくさん人がこれらの住宅に入居して、大きな町になるよ。」
「本当。」
「楽しみだね。」
「ああ、きっと大きな賑わいを見せるよ。」
「うん、私、幸せ。」
「そうだね、幸せの街にきっとなるよ。」
「わーーーーい。」
「コラッ、あゆみ。」
3人は工事現場を後にし家路へ向かった。
松月院前
「ねえ、お父さん。この大きなお寺さんも家の畳が入っているの。」
「松月院か。ここのお寺もごヒイキ承っているよ。」
「すごーーい。」
あゆみと源吉は、このお寺も後にし駄菓子屋へ向かった。
1997年駄菓子屋
タイムスリップしたラブと源吉はここにいます。
「いらっしゃい。」
「全然変わってない。」
「ん、何か言ったかい。」
「なはっ、何でもない。おじいちゃん、私、水飴食べたあーーい。」
「好きなの選びな。」
「はーーーい。」
「源さん、お疲れ気味だね。」
「なーーに、どおーーってことはないさ。」
「そろそろ仕事は、跡継ぎにやらせたらどうだい。婿養子がいるんだろ。」
「ありゃ、ダメだ。当時、高島平団地造成中の頃からバブル期の頃までに育成した畳職人から選んで仕事を継がせるよ。婿は会社員、職人修行経験ゼロ。無理にやらせても良いことねえだろ。だから、店を畳んで閉鎖する。」
「そうかね。」
「これまで先祖代々御用達だった乗蓮寺と松月院の両住職にも話はしてある。」
1971年駄菓子屋
当時へタイムスリップしたあゆみと源吉もここににいます。
「あ
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