暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第28話
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 現在のクローバータウンストリート

 「ピーチ、ピーチ。」
 「ピーチマザー、ピーチマザー。」
 「呼吸はしてる。脈もあるわ。」
 「どうして起きないの。」
 「パタッ。」
 「9人まとめてと思ったが、まず2人か。」
 「サウラー、ピーチに何をしたの。」
 「坊ちゃん、ピーチマザーに何をしたの。」

 スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所

 「タルト。」
 「ヘイ。」
 「プリキュアメンバーの内、ピーチとピーチマザーがレーダーから消えた。」
 「何やて。」
 「2人の安否を確かめるべく、シフォンも連れて直ちに向かってくれ。」
 「ヘイ。」 
 通話を切った。すると、パフェが研究所へ入って来た。
 「あなた。一体、何があったの。」
 「ピーチとピーチマザーがGPSレーダーから消えた。原因はあの怪物で、過去へタイムスリップさせる能力があるらしい。」
 「まあっ。」
 すると
 「所長、ピーチの所在が判明しました。」
 「どこだ。」
 「ピーチは1997年、同じ場所で当時の姿にタイムスリップされております。」
 「そうか。」

 続いて

 「所長、ピーチマザーの所在も判明しました。」
 「いつの時期だ。」
 「ピーチマザーは1971年です。」
 「そうか。よくやった。」
 「1971年って、あの四ツ葉町一帯が急速に都会化して行く時代よ。」
 「なるほど。無理も無い。」

 1997年四ツ葉町商店街

 「お、お祖父ちゃん。」
 「探したぞ、ラブ。」
 「私、お祖父ちゃんにすごく会いたかった。」
 「あーーっ、いつだってラブの側にいるじゃねえか。」
 「う、うん。」

 1971年四ツ葉町商店街

 「おっ、お父さん、お祖父ちゃん。」
 「あゆみ、黙って外へ出たらいかん。」
 「ごめんなさい。」
 あゆみのお祖父ちゃんはラブの曽祖父にあたる人物で、名前は『寅』と言います。
 今日も源吉と寅は、畳もモクモクと作り続けています。

 スウィーツ王国ナノ研究所

 「2人共、過去へタイムスリップしたことは間違いないな。」
 「どうすれば。」
 「過去の本物のラブとあゆみを鉢合わせさせるしかないな。」
 「そうすれは。」
 「タイムスリップした人物が疑われ、正体を明かし、自分から戻って来るはずだ。」
 「でも、どうやって。」
 「鉢合わせを実現するには、娘を頼るしかない。」
 「テレパシーね。」
 「そうだ。かけてみよう。」

 現在のクローバータウンストリート

 「キュアピーチとキュアピーチマザーは今、思い出の世界にいるよ。」
 「思い出の世界。」
 「この世界の人間は、思い出を大切にしているようだ。だから、彼女たちが
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