新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第28話
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ぞ言った、プリキュア隊。既に、当時本物の本人と出会っているぞ。」
「また貴様か。」
「帰って来るのは時間の問題だ。彼の脅しに屈するな。」
「ショコラ。」
「ショコラさん。」
1997年桃園家
「仲間がお前を待っているだろ、ラブ。」
「はぁーー。でも私、何もできていない。」
「何。」
「思い出したの。私、ずっと心残りだった。私のことすごく可愛がってくれたおじいさんのために、何か喜んでもらえることをさしてあげたいって思ったのにまだ何も。」
「わしはラブから大切なものをもらったよ。」
「わしとお祖母ちゃんの孫として産まれて来てくれた。」
「それだけで十分だよ。」
「そうじゃ。」
「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん。」
「わしが愛情込めて畳を作ってきたみてえに、お前にも将来、愛情を持って何かをなしとげる子になって欲しい。」
「そう言う願いを込めてお祖父ちゃんが『ラブ』って名付けたんじゃよ。」
「お祖父ちゃんが。」
「どうでい。すんごく愛情がこもっているだろ。」
「うん、愛情いっぱいだよ。でも、何で英語なの。」
「愛はわしの名前じゃよ。だから、将来、国際人を目指して『ラブ』にしたんじゃよ。」
「そうなの、お祖母ちゃん。」
「そうじゃ。」
現世のクローバータウンストリート
「キャーーーッ。」
「ドカーーーン。」
「ううーーーっ。」
「ハイ・チーズ。」
「ビューーーッ、ガチッ。」
「キャーーーッ。」
「うわあーーーっ。どないすれはエエんや、ピーチはん、ピーチオカーン。」
「ラーーーブ、あゆみーー。」
1997年桃園家
「ラーーーブ。」
「シフォン。」
「ラブ。」
「ラブちゃん。」
「ピーチはん。」
「皆あ。」
「さっきからずっとお前のことを呼んでいたぞ。」
「うん、私、行かなきゃ。」
ラブは、現在の女子高生の姿に戻った。
1971年桃園家
「ううーーううーー。」
「ごめんね。君の未来に悲しませるようなことして。」
「キャーーッ。」
「ドカーーン。」
「あゆみーーー、あゆみーーー。」
「シフォン。」
「さっきからずっとお前のことを呼んでいたぞ。」
「私、もう行くわ。皆、大切な仲間よ。」
「ああ、行ってあげな。」
「そうじゃ。」
「この子の未来を悲しませないために、もう一度、幸せな日々を取り戻す。」
「元気でな。」
「元気でね。」
「うん、ありがとう。お父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん皆、大好き。」
「わしらも大好きじゃ。」
「未来の私、バイバーーイ。」
「まあっ。バイバーーーイ。」
あゆみは現世へ帰っ
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