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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
海と雷鳴と影と
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!」
途端、遅れて変化したリュートが言う。
「あれは、黒蝕竜ゴア・マガラ……!?何で!?」
「ゴア・マガラ……!不味いな。ザウス、早々にご退却願ってくれ!」
「了解です。『自らの世界へ帰れ!』」
ザウスが言うが、ゴア・マガラは吠え、ザウスを狙う。
「審判・汝はそこから動くな!」
連武迅雷刀を放って、リペレウト・ゼウス・ザ・オリジンとなったダークネスシャイニングが最高神の審判は発動して止める。
だが、ゴア・マガラはそれでも動いてくる。
「強引に拘束を……!」
「何でしょうか……。少し、此方の力が効かないようですね」
ザウスは言うと、ライダーが動く。
『チョーイイネ!キックストライク!サイコー!』
『ヒッサーツ!フルスロットル!フォーミュラー!!』
『エボリューション!マキシマムドライブ!!』
三ライダーのトリプルライダーキックに加え、iとhackの同時攻撃がゴア・マガラに当たり、海に吹き飛ばされる。
だが、途端に飛翔し始め、黒い物を口に溜める。
「不味い!狂竜ブレスだ!!」
「ゼツ!」
「任せとけ!!病気には熱だぜ!!」
ブレスが放たれると同時、ゼツのラグナロクが放たれ、中心でぶつかる。それに、ミヤビ二人のイニジオ・ハイルロードが凍らせる。
「この世界に休息なんてねぇってか……ふざけんなよ!?」
ゼロは言うと、フロラ直伝の異世界魔法の詠唱を開始する。ゼロの地面には、翡翠色の魔法円(マジックサークル)。それが移動と同時に動く。
「【ーーーー間もなく、()は放たれる】」
フロラの家に在った異世界の魔法書から、取得し、強化した魔法を、移動しながら唱う。
「【忍び寄る戦火、免れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む】」
データブレードが新しくデータ構築され直し、それは雷獣の明星へと変化し、メモリを入れて太刀に変える。
「【至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり】」
ゴア・マガラが動き出し、凍ったブレスと炎の上を走るゼロにブレスを向けようとする。そこに、リオンが槍を投げて停止させる。
「【全てを穿ち、滅ぼす焔よ、今こそ大いなる戦乱に幕引きを】」
オリジナルとは違う詠唱をして、雷獣の明星に魔力の焔を灯す。
「焼きつくし、全てを灰と化せ、スルトの剣ーーーー我が名は桜花】!」
詠唱が完了し、雷獣の明星は、焔を纏った大剣へと姿を変え、翡翠色の魔法円は拡大する。
次の瞬間、その魔法剣技は放たれた。

「【ブレイ・レア・ラーヴァティン】!!」

召喚された巨炎と焔を纏った大剣がゴア・マガラを襲う。
吼えながら、ゴア・マガラはゼロを睨み、そして消えた。
崩れる氷から、翔夜がゼロを回収すると、言う。
「ゴア・マガラ……何しに来たんだろうな」
「……また、悪い予感
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