暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
海と雷鳴と影と
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

途端、砂から何かが現れる。
『ヴ……ヴァアアアア……』
『グルル……』
「な、何あれぇ!!」
琥珀が叫ぶ。それに反応し、影が琥珀を襲う。
「琥珀!!」
清文は降ろした琥珀はまた抱え、影を回避する。
「幻影の騎士達………!」
真夜美は言うと、そこにゼロの回転蹴りが追いかけていた幻影の騎士達を蹴り飛ばす。
「おい、大丈夫か?」
「はい」
「あ、ありがとう……」
二人して答えると、今度は清文に似た幻影の騎士が現れる。
『アラブル・バーニン・ヴァルブレイブ』
「エクステンション・ラッシュ!」
四十三連撃の剣撃を、データブレードのラッシュが押さえ込む。
「折角の休暇を戦闘に費やさせるな!!」
前方回転蹴りを放つが、捕まれて海に投げ捨てられる。
「腐ってもセモンデータかよ!」
水面に着地すると、蹴って、幻影の騎士セモンの上空に飛ぶ。
「エクステンション!」
重力加速に従って放たれた技は、セモンを砕いて消滅させる。
「ったく。おい清文、データなんていつ持ってきやがった」
「僕が知るわけ無いでしょう!?」
「だな」
清文の目を見て言うと、そこに、翔夜、理央、隆也、ルーグ、聖音がそれぞれの幻影の騎士と対峙していた。
「あっちは武器持ってるっうのに……アホか」
頭を押さえると、ゼロは雷撃と化して神速で各々の首を切り裂く。
「終了」
チン、と鞘に仕舞うと、それらは消滅する。
「さっすが、おんとし数百歳のゼロだぜ!」
「自称だ自称。まだ数百も行くか」
凜に言うと、清文が合流する。
「皆!」
「おう、無事かセモン」
雷斗が言うと、翔夜が言う。
「全員、左右に別れろ!!」
咄嗟の指示に全員左右に別れる。
途端、ドォオオオン!と言う音と共に土埃が舞う。
「何だ……!?」
「皆、大丈夫か!?」
「ミヤビ、お前、まさか……!」
「違う」
真っ先にキリトの方のミヤビを疑い出した雷斗を他所に、全員が戦闘モードへ移行する。
「変身!」
『インフィニティー!エレメント!ヒーヒーヒー!スイスイスイ!フーフーフー!ドッドッドッ!ボゥボゥボゥ!ザバザバザバ!ビュービュービュー!ダンッデッドゴーン!!』
『ドラーイブ!ターイプフォーミュラー!!』
『ブレイブ!アブソル!エボリューション!!』
「……!」
「有った!リンクスタート!」
エタニティ、フォーミュラ、ブレイブアブソルエボリューション、そして、翔夜が此方に訪れた異世界の英雄らに渡していたリングを使い、ゼツ、レイト、真夜美、ミヤビ、リオン、ジンに、翔夜とタツが神化して、ダークネスシャイニングとザウス・オールマイティに各々がなる。
因みに、ショウとレオンと清文は女性陣の前に配備されている。
途端、土埃が晴れ、そこから黒い塊が現れる。
「あれは……
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ