YES!ウサギが呼びました!
第十五話 「箱庭の夜空に星は降る」
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さん、お疲れ様です」
「古城君、お疲れ〜」
「本当に凄い力ね」
「ああ、流れ星に勝るとも劣らない光景だったな」
「・・・・・・凄かった」
十六夜の言うとうり何百年という時間経過で風化した様な街並みを古城はたった一人で治すという、まさにとんでもない光景はそうそう見ることはできないだろう。
「さて、歓迎会の料理もまだまだあるし、戻るとするか」
「そうですね」
「ご飯〜♪ご飯〜♪」
もっとも古城にしてみれば手加減して眷獣を使っただけの話だったりする。
古城達が歓迎会の会場に戻ると人だかりが出来ていた。
「何事ですか?」
「あっ!黒ウサギのおねいちゃん、お客さんみたいなの」
「お客様ですか?」
黒ウサギが近づき確認すると、そこにはあからさまに場違いなメイド服の少女がいた。
藍色の髪に、淡い水色の瞳、人形めいた無機質な美貌。
そんな彼女は古城達に気づき抑揚の乏しい口調で呟く。
「捜査対象を目視で確認、探しましたよ第四真祖、皇妃、姫」
「「「ア、アスタルテ(さん)(ちゃん)!?」」」
「「「「「えっ!?」」」」」
古城達の居た世界の住人が新たに来たことで驚きの声を上げる。
どうやら今宵の宴はまだまだ、続きそうである・・・・・・。
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