臨海学校
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ア、ここ寝てくれ。マッサージしてやるから」
「い、いいんですの!」
「ああ。 ていうか、そのために呼んだんだからな」
なんと、一夏のやつ、女子を部屋に呼ぶとはなんとも大胆な。
勘違いされても知らないぞ
言われたとおりに寝転がるオルコットに一夏がマッサージを施していく。
かなり気持ちいいようで、眠ってしまいそうな表情を浮かべるオルコット
そして、突然、織斑先生がオルコットの浴衣の裾をめくった……めくったぁ!?
「ヒャァッ! お、織斑先生!?」
「……ほう、黒か。 ふん、ませガキめ」
「は、離してください〜」
顔を赤らめて必死のオルコット。
漸く裾から手を離した織斑先生は、まぁいい、と言って座る
「ちなみに私も黒だぞ?」
「……なんでそれ言うのは恥ずかしくないんだよ…」
せめて、昼間の羞恥心が欲しかった
「おい、一夏。 ちょっとジュースを買ってきてくれ」
「ん? 分かった。ちょっといってくる」
織斑先生に命じられ、ナンノ疑いもなく部屋から出ていく一夏を見て、俺は、あ、こいつ使いっパシリじゃんとか思った
「プハァーッ! で?あいつのどこがいいんだ?」
ビール缶片手に気持ちのいいのみっプリを見せた織斑先生はおもむろに聞いた。
四者それぞれ反応を見せると、織斑先生は続ける。
「確かに、あいつは料理もできるし、マッサージも上手い。 それによく言うことを聞く。 付き合えるやつは特だろうな。 ……どうだ?ほしいか?」
「「「「くれるんですか!」」」」
「やるかバーカ」
あげて落とすとはまさにこの事なんですね。
ちなみにラウラはいつのまにか俺のとなりに来ています。
本を読む俺の隣でただ俺の顔を見ているようですが、気になって集中できません。
顔が近いよ!ハズイから!
結局、一夏が帰ってくるまでこの話は続いた。
ラウラ達も部屋に戻るようで部屋を出るが、最後に名残惜しそうに振り返ったラウラは可愛かったと記しておこうと思う
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