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生意味
生意味
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 「夢かなんだここは?」「気づいたか」そいつはずっと笑っていた
「お前は誰や?」俺は聞いた?「俺か?俺はお前の知りたがってる情報だな」
「情報?夢だぞ?」「夢って言うのにはな力があるんだ、偶然夢で見た事故を考えて旅行を中止して助かったり夢で見た人を好きになったり夢で見た事がまるで本当かのような・・・?お前・・・そんなことあったんと違うんか?」図星だった
「どうしてそれを?」「だから言ったろ?俺は情報だって」ずっとにやついている
「じゃあ、病ってのは一体何だったんだ?!」「・・・すぐに教えるわけにはいかないな」
「少しは考えろ・・・」ただでさえ頭が悪い俺には無理な話だ。「今まであったことを考えてみろ」「あったこと?」「そうだ合ったことで自分が学んできた教訓・感じたこととかだ」俺の教訓、感じたこととかか・・・「生きたい・・・」「お?」「生きたい気持ちだ」「生きたいと思えば人間何でもする実際に今だってそうだ。兵士は生きたいが為に目の前の生を消す。そして、自分も殺られる。生きたいだけじゃダメなんだ、生きることは大切・・・だけど、生きるだけを考えちゃダメなんだ他の気持ちも受け入れなきゃ怖くても・・・どんなに怖くても受け入れなくちゃ恐怖心とあのとき俺は戦っていた、ただ生きたいが為に、俺は他の気持ちなんて捨てていた。恐怖心なんて生きる気持ちで精一杯だから要らないと思っていた。だけど、行動に出る前に考えることが大切なんだ。それと一緒で生きたい気持ちだけじゃなくて他の気持ちも受け入れなくちゃ行けないんだ。まずは、考えるそして、行動に移す、そしたら今やってる戦争とか内戦殺人とかも無くなるはずなんだ。それは、今回の病の病状と全く同じなんだ。俺はバカだからいろんな物を調べて満足していた。だけど、この満足は違うんだ。体験してないんだ。勉強とかは調べればいいかもしれないけど。生きることと死ぬ事じゃ重みが違うんだ。そんなの調べて済む話じゃないんだ。体験しないと分からないこともある。それが今回の病なんだ。と、思う。俺の立場ではこんな事いえない。だけど、あの病が来たら俺は、今度は勝てる・・・絶対に勝てる。
 「そうか・・・お前は気づいたか・・・今までの事は実は全世界の全員に体験させた。」
「え?俺以外にもこの病のことで!?」「いや、七〇億人全世界の人類にそれぞれ違う体験をさせた」「よくも、七〇億人違うやり方見つけたな」「まあな俺は全知全能だから」「ゼウスかよ」ちょっと笑った「まあ、そう呼ばれてもいいかもな・・・だって俺は夢だぜ?それぞれが違う夢を見る夢っていうのはそれほどの影響力があるんだ。夢で見たことを生きるときに教訓にして欲しいからな、七〇億人それぞれに知って欲しい、そうしたら争いごとは無くなると思ったからさ」そこで。俺は夢は覚めた。
「結局全部夢だったのか。」
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