暴走すると止められないのは束さんとバーサーカーだけにしてください
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『ほうほう!箒ちゃんとこっくんが交際ですと!?』
「そうなんです!」
『んじゃこっくんのファーストキスを奪った束さんも』
「却下」
ったくこの人は本当に相変わらずなんだから。久しぶりの束さんに連絡をしてIS学園で起きたことを色々と話し終わったところだ。そしてこの人は………
『えっ〜なんで〜?』
「当たり前でしょうが、リーリーの時だってしっかりと箒嬢に許可を取った上だったんですから。っつうかあれだって俺が料理してるときに声を掛けて、振り返ったところを不意打ちで奪ったくせに良く言いますよ」
『えへへへ〜そうでもしないとさせてくれないと思って』
当ったり前だ、普通キスさせてといわれて許可するわけないだろう。恋人なら別だろうが俺は束さんにそういう方面の感情は一切合切抱いていないのよ。尊敬とか憧憬的な感情ならバッチリ抱いてますよ?一応俺のマスターですから。でもなぁ恋愛的な感情はどうしても抱けなかった。ボンキュッボンでロングヘアーだし美人で一緒にいて楽しいし、でも何故か恋愛に発展することはなかった、何故だろうか?
『いいじゃん、もう束さんとこっくんは一緒にお風呂にはいるぐらいの中なんだし』
「ソーデスネ束サンヲ風呂ニ突ッ込ム時ニ風呂ノスペースニ一緒ニ入リマシタネ」
『ま、まさか此処までマジレスされるとは!?』
彼女のこういう所にマジでドン引きしている感情が何処かにあるのかもしれないな。
『そー言えばこっくん、最近学園で姿を見なくなったって生徒っている?』
「あ〜そう言えば、仕事で依頼主と話してる時に最近になって2,3年から自主退学している生徒がいるって聞いたことありますね」
こっから出れればこの後の就職とか色々と有利だろうにね、勿体無い事してるなぁ。あれでもどうして束さんがその事を知ってるんだ?
「あれ?でもどうして束さんがそんなこと聞くんですか?」
『だってそいつ―――こっくんの悪口とか根も葉もない噂を流してた屑なんだもん』
あ・ん・た・かぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!なんか考えないように予想はしてたけど的中してたよこん畜生!!何やってんだよこの人!?俺の悪口なんて予想出来てた事だし無視し続けてきたわ!偶に机に落書きもされてたけど別学年の仕業だと判明して、千冬さんが他学年に乗り込んでボッコボコにしてた時もあったな。
"私の教え子にふざけた事をするじゃないか………生まれてきた事を後悔させてやる"
って言ってたっけ?流石に全力で止めたけど。その人は今は改心してちゃんとしてるけどこの人の場合はもっと立ちが悪い!更生とかさせる前に社会的に抹殺してるんだもん!!いやまだ抹殺されてるとは限らないけど恐らくこの人だったら抹殺してる!
『束さんの大切な大
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