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秋葉原総合警備
警察も頼りの警備員 No.3
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の母親が迎える。慣れた様子で二人ともお邪魔に。親戚集めて宴会のようだ。
「美咲かぁ!おかえり!」
「ただいま〜。」
 寿司職人の叔父から。
「あら、陽一さん!久しぶりね。」
「どうも。これ、良かったどうぞ。」
 肉屋を経営する金髪の祖母まで、全員、インパクトのある人で集まっていた。宴会が盛り上がるのも間違いない。手料理と高級な出前で食卓は豪華に飾られた。
「しかし、警備も大変やな。アイドルの子が切られたらしいじゃねぇか。」
「秋葉だけで精一杯ですよ。2人じゃ限界っすね。」
 元気に肉を食べる祖父が、ニュースの話を始めた。あの話題は絶えない。
「美咲はちゃんと仕事してんのかい?」
「いやいや、今日、万引き犯捕まえた。」
 一つ一つの話題に盛り上がり笑いが絶えず、長い宴会となった。美咲はここで寝ることにし、陽一は遅くなったが事務所に帰る。見送りもしてくれる情の厚い家族だった。
(うぅ…強烈な家族だな…。)
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