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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
No.17未来
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分を思い出すから・・・」
ナルトは四代目の息子だ、だがどべの落ちこぼれでみんなからは実の子供じゃないと言われ続けている。だから家族のいないサスケや両親と喧嘩ばかりしているサクラとつるんでイタズラをした。その間だけみんなから嫌な目で見られていたナルトでない時間を過ごせた。そして下忍になり仲間が再び嫌な自分でいる時間を忘れさせてくれた。
「ヒマワリ!!お前には仲間がいるだろ!!そんなにつれぇなら仲間に頼れよ!!」
「・・・パパ・・うんそうだね私にはみんながいるんだそれに今度の本戦の相手はお兄ちゃんだし絶対勝つ!!」
「俺もヒナタをあんな目に合わせたネジを必ずぶっとばすってばよ!!」
互いに決意を決める二人だが大きな問題を抱えていた。
「・・・でここからどうやって帰るんだってばよ?」
「・・・あ」
「こんなことだとは思っていたよ」
二人の後ろから声をかけたのは覆面をした男だ。額当てをしておらず両目を出しているがその顔はよく見る顔だった。
「カカシ先生!!」
「ヒマワリこれはどういうことだ?」
ナルトの言葉を無視しヒマワリに話しかけるカカシ、その手にはアカデミーの自主退学願があった。
「全く事情を聞こうにもヒアシさんが二人は修行の旅に出たって言って会わせてくれないし探してもどこにもいないし、見つけたと思ったら泣いているし何してるの?」
「それにはちょっと事情が・・ちゃんと話すから許して六代目!!」
「あのねヒマワリもボルトも忍になってもらわないと困るの」
「・・・カカシ先生今六代目って・・え?」
一番バラしてはいけない男にバレた瞬間だった。

「・・・ってわけなの」
三人は応接間に移動し話していた。ナルトに告げられたのはどれも信じられないものばかりだったが現に目の前にいるカカシや顔岩を見れば全部真実であることは間違いない。
「事情はわかったけどどうやって戻るの?」
「そこなんだよなぁ」
時空・反転の法は六道仙人の時代の術であるためリスクなどの力が分かっていない。それゆえに今回の件についても一切変える方法がわからないのだ。
「ならもう一回口寄せしてみたらどうなの?」
「それだってばよ!!」
カカシの提案でもう一度口寄せを行う。するとその場に赤い鎧を着た男がいた。
「・・どこだここは?」
「あ、亡霊さん」
「うちは・・・マダラ!!」
ボルトとヒマワリを過去に贈るきっかけを作った亡霊に反応するカカシ。
「この感じ・・どうやら未来に戻ってきたみたいだなヒマワリ」
「うんどうにかして戻れないかな?」
「コイツから離れろ!!」
亡霊を警戒し睨み続けるカカシ。そのカカシの口からはマダラが今まで起こしてきたことが語られた。マダラを知らないナルトでさえ怒りを覚える内容だ。
「俺に当時の野望などないさ・・あるとすれば
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