５６日目 ゆういちはあんやくしている
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さて、エイトが戻って来るまで姫と仲間達とでお茶をしてます。
トロデ王とサザンビーク王は、王同士の会談をしている。
まぁ、エイト絡みでどうするとか、国交などの外交的な話でもしてるんだろう。
今まで馬だった姫を目の当たりにしたヤンガスは、ただひたすら謝り続けていたり、ククールとゼシカからはドルマゲスの事を聞かれている。
２人の話を聞いてると、パパスの親父さんを思い出して、なんとかしてやりたくなって来た。
ククールは院長を、ゼシカは兄を謂われなき恨みで殺されてる。
他にも、魔導師とカジノオーナーもだ。
確かオーナーは２人の子供がいて、この後利権を巡って争い、エイト達が何故か巻き込まれるんだよな・・・
それに、エルトリオとウィニア。
この２人も、パパスさんとマーサさんに似た境遇。
末裔の４人は、死んで１年も経ってないから大した問題じゃないが、エイトの両親は死んで１７年か・・・
ふとドルマゲスを思い出し、分身すればアレの時間短縮出来るんじゃないか？
この件も、エイトが戻って来て、グルーノと話した時に確認してから話すとしよう。
それから１日経ち、エイトが儀式から戻って来た。
みんなが謁見の間に呼ばれ、トロデ王とミーティア姫の姿を見たエイトは、大分驚いて困惑してる。
自分がいない間に何が起きたか、そりゃ誰も説明もしてないからわからんわな。
王「エイトよ よく戻った それでアルゴンハートは？」
エイトはふくろから【大アルゴンハート】を取り出し、王に献上した時に、
チャゴス「父上 ただいま戻りました 見て下さい この大きなアルゴンハートを！」
チャゴスが割り込む形で、王にアルゴンハートを渡そうとしたら、
王「この・・・ たわけ者がっ！！！ ワシが知らぬとでも思ったか？ チャゴス お前はコレを自分で取って来たと申すか？ 王家の山にすら行っておらぬお前がっ！！」
王は手で合図すると、近衛兵が捕縛した盗賊みたいな商人を連れてきて、
王「調べはついておる お前はこの商人から買ったのであろう 見張りの兵士からも報告が来ているぞ」
言い逃れ出来ない事実を突き付けられ、
チャゴス「僕が そんな卑怯な振る舞いをする訳ないじゃ・・・」
王「黙れっ！！！ すまんなみなのもの エイトよ よく儀式をこなしてきた 流石兄上の息子だ」
話の流れについて行けないエイトとチャゴス。
王が、昨日の経緯とエルトリオ・ウィニアの話を始める。
エイトのポーチを見ると、ねずみが顔を出して話を聞いてる様子。
トロデ「トーポ いや グルーノ殿 どうか姿を見せてはくれぬか？」
王「ワシからもお願いしたい」
２人の王から頭を下げら
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