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堕天使
4部分:第四章
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「平和を」
「平和を護りましょう」
 握手をし合う。彼等は心から平和を願っていた。友好もだ。
 マキエルはそれも見た。そしてだ。
 軍でもだ。将軍や提督達がこう話しているのも見たのだった。
 お互いに交流し合いだ。パーティーの場で談笑しつつだった。
「ではこれからはですね」
「相互交流を深めて」
「そうしていきますか」
「平和の為に」
 彼等もだ。平和を願っていた。戦う彼等もだ。
 そのこともだ。マキエルは見たのだ。そうしてだ。
 サトエルにだ。こう漏らしたのである。
「彼等は心から平和を願っている」
「その為にも動いてますね」
「うん、平和を護り友好的である為にね」
「ですが我々は」
「そう、戦争を起こさせないといけない」
 神の命令でだ。そうしなければならないというのだ。

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